虫歯予防を行うにあたっては、丁寧なブラッシングを最優先に行わなければいけません。
そうしなければ、虫歯の直接的な原因は除去できないからです。
しかし、さまざまな食品からプラスの効果を得ることでも、虫歯は予防しやすくなります。
今回は、プロポリスが口内に与えるメリットについて解説します。
プロポリスの概要
プロポリスは、ミツバチが植物の樹脂などからつくる天然物質です。
具体的には、ミツバチが巣を守るために植物から集めた樹脂と、自らの唾液などの分泌物を混ぜ合わせてつくるもので、“天然のバリア”とも呼ばれています。
またプロポリスには300種類以上の成分が含まれていて、特に健康維持に役立つフラボノイドや、ブラジル産に多いアルテピリンCなどの有用成分が豊富です。
プロポリスは口内の炎症改善効果がある
プロポリスには強い殺菌・消炎作用があり、口内炎の痛み緩和や治癒の促進に効果的です。
再発を抑える免疫強化作用も期待できます。
また歯周病の原因となるジンジバリス菌などを選択的に殺菌し、増殖を抑える効果も持っています。
そのため、歯周病の症状がある方は歯茎の腫れや出血が治まったり、歯周ポケットの状態が改善したりすることがあります。
歯周ポケットについては、実際プロポリス配合の歯磨き粉やジェルを使用することで、状態が良化したという研究結果もあります。
プロポリスは口臭や虫歯、喉の痛みなどにも効果を発揮する
プロポリスの摂取は、口臭の主な原因である口内の細菌繁殖を抑えることで、根本的な口臭対策につながります。
マウスウォッシュとして使用することで、口内のタンパク質汚れを固めて除去し、清潔に保つのに役立ちます。
またプロポリスには、虫歯菌の活動を抑制し、プラークの形成を防ぐ効果も報告されています。
さらに歯の再石灰化を助けたり、露出した象牙細管を保護することで知覚過敏を軽減したりする可能性も示唆されています。
ちなみに、プロポリスが持つ殺菌・抗菌作用により、喉の粘膜の腫れや痛みも和らぎます。
風邪の初期症状や喉の違和感がある際に、プロポリス配合ののど飴やスプレー、あるいは薄めた駅でのうがいが推奨されています。
まとめ
プロポリスは、のど飴やサプリメントなどから摂取することができ、さまざまな角度から口内環境を良くしてくれます。
しかし、プロポリスは稀に接触性口内炎などのアレルギー反応を引き起こすことがあるため、初めは少量から試しましょう。
もちろんプロポリスを摂取しているからといって、ブラッシングや歯科クリニックでの定期検診をおろそかにして良いわけではありません。




