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【上尾の歯医者・予防歯科】麺類が虫歯を引き起こしやすい理由とは?

日本人は、普段主食としてお米やパンを食べる機会が多いです。
またそれと同じくらい、ラーメンやうどんといった麺類を食べることもよくあります。
しかし、麺類は虫歯を引き起こしやすい食べ物の一つとされているため、注意が必要です。
今回は、なぜ麺類が虫歯を引き起こしやすいのかについて解説します。

歯に挟まりやすい

麺類が虫歯につながりやすい理由としては、まず歯に挟まりやすいことが挙げられます。

ラーメンやうどん、そばなどの麺は、歯と歯の間に挟まりやすい形状をしています。
特に、奥歯や歯並びの悪い部分に挟まると、食後も残りやすくなります。

また麺類の多くは、モッチリとしたやわらかい食感であり、こちらも歯への挟まりやすさを助長しています。

このとき残った麺類は、口内の細菌が酸をつくり出す原因になり、虫歯のリスクを高めます。

糖質を多く含む

糖質を多く含むことも、麺類が虫歯を引き起こしやすい理由の一つです。

麺類の主成分は、いずれも炭水化物(糖質)です。
糖質と聞くと、ケーキやチョコレートなどに含まれる甘い砂糖を想像する方も多いかと思いますが、実際はこのような甘くない食べ物の糖質も含まれます。

また口内の細菌は、糖質を分解して酸を生成します。
これによって口内が酸性に傾き、歯のエナメル質が溶かされて虫歯が進行します。

ちなみに、ラーメンやうどんなどスープと一緒に食べることがある麺類は、さらに虫歯になりやすいです。
なぜなら、麺だけでなくスープやトッピングされる具材にも糖質が多く含まれる可能性があるからです。

早食いになりがち

麺類が虫歯を引き起こしやすい理由としては、ついつい早食いになりがちなことも挙げられます。

麺類はご飯やパンなどとは違い、すすって食べるものです。
そのため、噛む回数が比較的少なく、早食いになりやすい傾向にあります。

また噛む回数が少ないということは、唾液の分泌量が減少しやすく、唾液が持つ自浄作用や再石灰化作用が十分に発揮されないということになります。

特に冷たい麺類は、熱い麺類のように冷ます必要がないため、スルスルとあまり咀嚼せずに食べてしまうケースが多いです。

まとめ

麺類を好んで食べるという方は多いですが、虫歯予防の観点でいうと、毎日のように食べるのは危険だと言えます。
もし麺類が好きでなかなかやめられないというのであれば、食後すぐにブラッシングをしたり、デンタルフロスや歯間ブラシを使用したりすることを徹底しましょう。
もちろん、野菜などの具材をよく噛んで食べたり、ダラダラ食べないようにしたりすることも大切です。

【上尾の歯医者・予防歯科】漬物の虫歯予防効果について

虫歯予防の一環として、さまざまな食材を摂り入れているという方は多いかと思います。
虫歯の直接的な原因はプラークに潜む虫歯菌ですが、それを除去するだけでなく、栄養素を豊富に摂取することも大切です。
今回は、日本人の食生活において身近な存在の一つ、漬物の虫歯予防効果を中心に解説します。

虫歯予防の一環として漬物を摂取するメリット

ぬか漬けやキムチといった漬物は、発酵食品の一種です。
発酵食品には、口内の細菌バランスを整え、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の増殖を抑える効果が期待できます。

また漬物は全体的に歯応えがある食品であり、よく噛むことで唾液の分泌が促進されます。
唾液には歯の再石灰化を助けたり、口内を洗い流したりする働きがあり、虫歯予防効果を高めてくれます。

さらに、漬物には野菜が使用されるケースがほとんどであり、野菜は食物繊維が豊富です。
そのため、咀嚼することにより、歯の表面についた汚れを落とす効果も期待できます。

漬物を摂取する場合の注意点

漬物には虫歯予防効果がありますが、一方で注意点もいくつかあります。

酢や発酵によって酸性になった漬物は、頻繁に食べたり長時間口の中にとどめたりすることで、歯のエナメル質が溶ける酸蝕症のリスクを高めます。
エナメル質が溶けてしまうと、虫歯菌の攻撃を受けやすくなり、すぐに痛みが生じる中程度以降の虫歯に進行する可能性があります。

また漬物は塩分が高い食品であり、塩分の摂りすぎは健康全般に悪影響を及ぼします。

虫歯予防として漬物を食べるときのポイント

虫歯予防の一環として漬物を摂取する場合、他の食品と組み合わせることをおすすめします。

例えば漬物と一緒にチーズや牛乳などの中和作用がある食品を摂ることで、酸の影響をある程度抑えられます。

また漬物を摂取した後には、すぐにブラッシングをするのではなく、水で口をゆすいで中和させてから30分以上経過したタイミングでブラッシングをしましょう。
こうすることで、エナメル質が削れるのを防ぎやすくなります。

さらに漬物だけでなく、虫歯予防に役立つカルシウムやビタミンD、ミネラルを含む食品もバランス良く摂取しましょう。

まとめ

毎日朝食を摂る方などは、漬物を摂取する機会も多いかと思います。
こちらは虫歯予防効果を発揮するものであり、適量を採り入れることで良好な口内環境を維持できます。
しかし過剰摂取はかえって口内環境を悪化させてしまいますし、全身の健康維持の観点でもあまりおすすめできることではありません。
あくまで、虫歯予防に役立つ食品の一つとして摂取することを意識してく

【上尾の歯医者・予防歯科】豆乳の虫歯予防効果について

虫歯予防の一環として、ブラッシング以外にもさまざまな対策を採り入れているというかは多いかと思います。
また代表的な方法の一つに、虫歯予防効果のある飲食物を摂取するという方法があります。
今回は、豆乳を虫歯予防の一環として摂取することのメリット・デメリットを中心に解説します。

豆乳の虫歯予防効果

豆乳には、主に無調整豆乳と調整豆乳の2種類があります。

無調整豆乳は、大豆と水のみを原料とし、砂糖や食塩などの調味料は一切含まれていません。
そのため、虫歯を引き起こすミュータンス菌などのエサになりにくいです。

また豆乳には、歯の構成成分であるカルシウムが含まれているため、エナメル質を強化して虫歯を予防するのに役立ちます。

さらにカルシウムの吸収をサポートするマグネシウムも含まれていますし、比較的pH値も高いため、口内を酸性に傾けにくいです。
口内は酸性に傾いている時間が短ければ短いほど、虫歯のリスクを軽減できます。

虫歯予防として豆乳を摂取する場合の注意点

調整豆乳には、砂糖などの甘味料が添加されているため、飲みすぎると虫歯の原因になります。
そのため、基本的には前述した無調整豆乳を選ぶべきです。

また一部の研究では、口内の細菌が豆乳の成分を分解する際に、牛乳よりも多くの酸を生成することが示唆されています。
そのため、pH値は高いものの、一時的に口内が酸性になる可能性はあります。

ちなみに、豆乳に含まれる大豆イソフラボンはポリフェノールの一種であり、過剰摂取すると歯が黄ばむ原因になります。
つまり虫歯を発症しなくても、歯の見た目が悪くなる可能性があるということです。

豆乳を摂取する際のポイント

虫歯予防として豆乳を摂取する際は、無調整豆乳を選ぶだけでなく、適切な量を摂取することも大切です。
1日の摂取量の目安は、およそ200mlです。

また豆乳を飲んだ後は、たとえ無調整豆乳であっても水で口をすすいだり、ブラッシングをしたりして口内を清潔に保ちます。

さらに、豆乳だけをダラダラ飲むのではなく、食事とあわせて飲むことも大切です。
こうすることで、唾液の分泌を促し、口内を中和しやすくなります。

まとめ

豆乳は非常に健康的な食品であり、ある程度の虫歯予防効果も期待できます。
しかし、虫歯予防という観点だけでいうと、豆乳よりも牛乳の方が優れているという見解もあります。
もちろん、牛乳も飲みすぎると歯に良くないため、いずれにしても適量を摂取することを心掛けましょう。
またビタミンなど虫歯予防に必要な他の栄養素については、別の食品から補うことが望ましいです。

【上尾の歯医者・予防歯科】塩でブラッシングをするメリット・デメリット

歯をブラッシングする際に使用されるアイテムと言えば、一般的なのは歯ブラシと歯磨き粉です。
またより丁寧なケアをする際にはデンタルフロス、歯間ブラシなどが使用されますが、塩を使ったブラッシング方法というものも存在します。
今回は、塩でブラッシングをするメリット・デメリットについて解説します。

塩でのブラッシングの方法

塩を使って口内ケアを行い際は、まず適量の塩を歯ブラシの毛先に直接つけます。
または指に少量の塩を取り、口の中で塩が溶けるのを待ちます。

その後、歯ブラシの毛先もしくは指を使用し、歯や歯茎を優しくブラッシングまたはマッサージします。

最後に、水またはぬるま湯で口内をしっかりすすいだら完了です。

塩でブラッシングをするメリット

塩を使ってブラッシングをするメリットとしては、まず唾液の分泌が促進されることが挙げられます。

唾液には歯の再石灰化を促す働きがあり、口内が酸性に傾いて一時的に溶けてしまった歯を元に戻してくれます。

また塩の結晶には、歯の表面の汚れを直接的に除去してくれる効果もあります。

さらに塩の浸透圧により、歯茎の老廃物が排出され、一時的に引き締まったように感じられることもあります。
つまり、塩でのブラッシングには、虫歯だけでなく歯周病を予防できる可能性もあるということです。

ちなみにブラッシングではありませんが、塩水を使用して口内を洗浄するという方法については、歯科クリニックでの虫歯治療後に採用されることもあります。

塩でブラッシングをするデメリット

歯科クリニックでは、塩水で口内を洗い流すことはあっても、塩でブラッシングをすることはありません。
なぜなら、こちらの方法は歯科クリニックが推奨しない方法だからです。

確かにある程度の虫歯予防効果は期待できますが、塩の結晶は硬く粒子が粗いため、ブラッシングに使用すると歯のエナメル質や歯茎を傷つけてしまうおそれがあります。

また口腔粘膜から塩分が吸収され、塩分過多になるリスクもあります。

さらに現代の歯磨き粉と比べて、塩単体の虫歯・歯周病予防効果は決して明確ではありません。
あくまで“予防できる可能性がある”というものであり、持続性も低いとされています。

まとめ

塩を使用したブラッシングは、粒が小さな塩で時々行う程度であれば、虫歯予防の一環としては悪くないと言えます。
しかし粒の大きな塩を使ったり、毎日のように塩でブラッシングをしたりすると、かえって口内環境は悪くなってしまう可能性があります。
もし塩を使ったブラッシングについて気になるのであれば、歯科医師にその効果やリスクなどについて詳しく質問しましょう。

【上尾の歯医者・予防歯科】フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物

フッ素は歯のカルシウムなどが溶け出すのを防ぎ、失われた歯のミネラルを補うのを促進します。
さらに虫歯菌の働きを抑える効果もあるため、虫歯予防には欠かせません。
またフッ素は歯磨き粉で取り込むイメージが強いですが、実際は食品にも含まれています。
今回は、フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物を紹介します。

イワシ

フッ素を摂取するのにもっともおすすめの食べ物としては、イワシが挙げられます。

イワシはニシン科に属する小型の回遊魚で、刺身や寿司、塩焼きや煮付けなどさまざまな料理で食べられます。

またイワシは食べ物の中でもフッ素の含有量がトップクラスであり、カルシウムやビタミンDも多く含んでいます。
カルシウムは歯の主成分であるエナメル質を強くする効果がありますし、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしてくれます。

ちなみに、イワシに含まれるEPA・DHAなどの不飽和脂肪酸も、虫歯予防に良い影響があると考えられています。

海藻

海藻も、フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物です。

海藻にはフッ素だけでなく、ミネラルや食物繊維も多く含まれています。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、歯の再石灰化を助け、歯を内側から強くします。

また食物繊維は、よく噛むことで唾液の分泌を促し、虫歯菌の活動を抑えてくれます。
つまりフッ素が持つ効果がよりパワーアップするということです。

さらに、海藻はアルカリ性の食品であり、酸性に傾きがちな口内の環境を中和してくれます。

ちなみにミルという海藻に含まれるミルレクチンは、プラークが歯に付きにくくする効果があり、虫歯予防に役立ちます。

緑茶

フッ素を取り込むのにおすすめの飲み物には、緑茶が挙げられます。

緑茶はフッ素とカテキンが豊富な飲み物であり、これらの相乗効果によって虫歯に強い歯をつくってくれます。

カテキンはタンパク質と結合しやすく、虫歯菌などの細菌のタンパク質にくっついて動きを鈍らせ、増殖を防止します。
また、カテキンはプラークがつくられるのを助ける酵素の働きを阻害し、プラークの形成を抑えます。

さらに、カテキンは食事の糖分から虫歯菌が生成する酸の産生を抑える働きもあります。

まとめ

フッ素は意外と身近な食品に含まれています。
また歯磨き粉だけでなく、食事からも摂取することで、当然虫歯予防の効果はアップします。
虫歯は進行すると口内だけにとどまらず、全身疾患のリスクを高めることもあります。
そのため、丁寧なブラッシングはもちろん、食生活の改善と歯科クリニックでの定期検診で予防しなければいけません。

【上尾の歯医者・予防歯科】豆類が歯に良い理由とは?

豆類は、普段の食事の中で不足しがちな食材の一つです。
野菜を意識して食べている方はいても、豆類を積極的に食べているという方はなかなかいません。
また豆類は健康に良いものですが、実は歯にとってもメリットのある食材として知られています。
今回は、豆類が歯に良い理由を中心に解説します。

豆類が歯に良い理由

豆類は歯の主成分であるカルシウムを含んでいるため、エナメル質を強化し、再石灰化を助けてくれます。
また良質なタンパク質も含まれているため、歯の土台をつくり、カルシウムの吸収を良くすることも期待できます。

さらにマグネシウムはカルシウムの吸収をサポートし、唾液の質を改善できますし、食物繊維は唾液の分泌を促し、口内の食べカスや細菌を洗い流してくれます。

ちなみに豆にはさまざまな種類があるため、毎日食べていてもそこまで飽きる心配はありません。

代表的な豆の種類について

歯への健康効果が期待できる豆の種類としては、大豆やインゲンマメ、小豆や落花生などが挙げられます。

大豆は高タンパク低脂肪の豆類で、豆腐や納豆、醤油や味噌などさまざまな加工食品の原料として広く利用されます。

またインゲンマメも比較的低脂肪で、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。

さらに、小豆はあんこや赤飯など、甘みを加えた料理に使用されることが多いです。
落花生についても、ピーナッツとしてお菓子や料理に使用されます。

これらの数ある豆の中から、1日1種類でも食べることができれば、歯の健康維持につながります。

なた豆について

歯に良い豆類として、なた豆も挙げられます。

なた豆は、長い鞘が鉈に似ていることが由来の豆類で、原産地は熱帯アジアまたは熱帯アフリカです。
またなた豆は、歯周病や口臭に効果がある豆類として知られています。

なた豆に含まれるカナバニンという成分は、抗炎症作用があり、歯周病や歯槽膿漏の改善効果が期待できます。
さらに、歯周病菌の繁殖を抑えることで、口臭も予防してくれます。

ちなみに、なた豆は豆として摂取するだけでなく、お茶や歯磨き粉などでも摂取が可能です。
特になた豆歯磨き粉は、手軽に歯周病を予防できる製品として人気があります。

まとめ

冒頭でも触れたように、豆類は日々の食事で不足しがちです。
特に大豆以外の豆類については、意識しなければなかなか口に運ぶ機会がありません。
そのため、まずはどのような豆類があるのかを知り、一つずつ試してみることをおすすめします。
その中で美味しく続けていけるものがあれば、歯の健康維持の一環として積極的に摂取しましょう。
このような習慣は、ある程度続けないと意味がありません。

【上尾の歯医者・予防歯科】ブロッコリーの虫歯予防効果について

虫歯予防を行うにあたって食生活の改善は必須ですが、このとき摂取したいのはなんといっても野菜です。
また野菜といってもさまざまな種類がありますが、今回ピックアップするのは緑黄色野菜の一つであるブロッコリーです。
ここからは、ブロッコリーの虫歯予防効果を中心に解説します。

ブロッコリーの虫歯予防効果

ブロッコリーにはフッ素やミネラル、ビタミンCなどの栄養素が含まれています。

フッ素は歯の表面にあるエナメル質を強化し、酸に溶けにくくすることで、虫歯を予防してくれる効果があります。
またミネラルは、歯の健康を維持するために必要な栄養素です。

さらに、ビタミンCは歯茎のコラーゲン生成を助けるものです。
そのため、虫歯によって炎症を起こした歯茎だけでなく、歯周病予防にも効果があります。
免疫力を向上させ、虫歯菌への抵抗力を強くしてくれることも、ビタミンCを摂取するメリットです。

ちなみに、ブロッコリーは茹でで食べられることがほとんどですが、火を通してもある程度の硬さがあります。
これにより、よく噛むことで唾液の分泌が促進され、口内環境を整えます。

ブロッコリーにおけるその他のメリット

ブロッコリーは虫歯予防につながるだけでなく、さまざまな健康面でのメリットを持つ野菜です。

ブロッコリーのビタミンCには、肌の健康維持を促進する効果がありますし、ビタミンKには骨の健康維持、骨粗しょう症の予防効果が期待できます。

また葉酸には血液生成、神経の健康維持の作用があり、食物繊維は腸内環境の改善や便秘解消に役立ちます。

ちなみに、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという成分には抗酸化作用があり、生活習慣病やがん予防につながります。

虫歯予防としてブロッコリーを摂取する際の注意点

ブロッコリーには虫歯予防をはじめとするさまざまな効果がありますが、摂取後はしっかりブラッシングをしなければいけません。
なぜなら、ブロッコリーには細かい房がたくさんあり、歯と歯の間や溝に挟まりやすいからです。

またブロッコリーは、そこまで強くはないものの、他の野菜と比べると酸を多く含んでいます。
特に大量に食べたり、口内に入れている時間が長かったりすると、歯のエナメル質が溶けやすくなります。

まとめ

普段からブロッコリーを好んで食べている方は、知らず知らずのうちに虫歯も予防することができています。
しかし、ブロッコリーの食べすぎや摂取後のブラッシングがおろそかになることには注意が必要です。
もちろん他の野菜や肉、魚などさまざまな品目を摂取することで、より多くの栄養素を吸収でき、虫歯を予防しやすくなります。

【上尾の歯医者・予防歯科】虫歯予防として魚を骨ごと食べる際のポイント

虫歯を予防するために摂取しなければいけない栄養素の一つに、カルシウムが挙げられます。
こちらは歯をつくる主成分で、主に乳製品や魚類などから摂取できます。
またカルシウムを多く摂取するために、魚は骨ごと食べるのが望ましいとされています。
今回は、虫歯予防として魚を骨ごと食べる際のポイントを解説します。

魚を骨ごと食べることのメリット

魚を骨ごと食べることにより、カルシウムが多く摂取でき、歯や歯槽骨が丈夫になります。

また骨はしっかり噛まなければ噛み砕けないため、摂取することで必然的に咀嚼回数が増えます。
咀嚼の回数が増えると、唾液の分泌が促進され、口内の食べカスやプラークを洗い流してくれます。

さらに、骨ごと魚を食べることで免疫力が高まり、虫歯菌や歯周病菌といった細菌への抵抗力が高まるのもメリットです。

魚を骨ごと食べる際のポイント

魚の骨は、よく噛み砕かなければ喉に刺さることがあります。
特に、小さな小骨は一度刺さるとなかなか取れない可能性が高いため、しっかり噛んでから飲み込むようにしましょう。

また大きい骨については、消化しにくいだけでなく、喉に詰まらせて呼吸に影響が出ることも考えられます。
そのため、背骨など大きい骨は食べるのを避けるか、調理法を工夫して食べやすくするべきです。

もし喉に骨が刺さってしまったのであれば、ご飯をそのまま飲み込むなどして無理に自力で取ろうとせず、耳鼻咽喉科を受診してください。

魚を骨ごと食べる場合の工夫について

硬い魚の骨を食べるのが苦手な方は、調理法を工夫して食べやすくすることも大切です。

例えば焼き魚については、香ばしく食べやすいですが、骨は硬い状態のまま残ってしまいます。
そのため、硬い骨を避けたい方は、圧力鍋で調理しましょう。

圧力鍋で調理すれば、骨に含まれるコラーゲンがゼラチン化し、骨までやわらかく食べやすくなります。
通常の鍋で煮込む場合と比べて、調理時間も大幅に短縮できます。

また酢漬けにして食べる方法もおすすめです。
酢の酸味によって魚の骨がやわらかくなり、食べやすくなる上に、カルシウムやマグネシウムの吸収も良くなります。

まとめ

虫歯予防の一環として、魚を食べることが大事なのは多くの方がご存知だと思います。
しかし、無理やり骨まで食べてトラブルを起こさないように注意しなければいけません。
一度骨が刺さると、トラウマで魚を摂取できなくなるおそれもあります。
しっかり喉に刺さらないような食べ方、調理方法を実践すれば、歯を強くするために必要なカルシウムは十分に摂取可能です。

【上尾の歯医者・予防歯科】レモンが持つ口内環境の改善効果について

レモンはミカン科ミカン属の常緑低木で、酸味や香りが特徴の柑橘類の一種です。
普段そのまま食べる機会は少ないですが、レモンの果汁はさまざまな料理に使用されています。
またレモンには、口内環境を改善してくれる効果があります。
今回は、具体的にどのような効果があるのかについて解説します。

レモンの口内環境の改善効果

レモンは虫歯予防や口臭予防などの効果がある果物です。

レモンに含まれるクエン酸は、虫歯菌の活動を抑制し、プラークの形成を防ぐ効果があります。
またレモンを摂取することで唾液の分泌量が増え、口内が洗い流される効果もあります。

さらに、口内を洗い流す効果は口臭予防にもつながります。
先ほど触れたクエン酸にも、優れた殺菌能力があるため、摂取することで口臭はある程度軽減されます。

ちなみにレモンにはビタミンCも豊富に含まれているため、免疫力を高めて虫歯菌や歯周病菌に強い口内環境をつくり上げます。

レモンを摂取する場合の注意点

レモンを摂取するにあたって注意したいのは、酸蝕歯のリスクです。

酸蝕歯は、歯の表面が酸によって溶かされる状態であり、虫歯とは異なる角度で歯が脆くなる現象です。
レモンは非常に強い酸を持つ果物であるため、こちらが歯の表面を溶かしてしまうおそれがあります。

またレモンの酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうと、その下の象牙質が露出しやすくなります。
象牙質は非常に敏感な部分であるため、露出することで知覚過敏のリスクが高まることが予想されます。

知覚過敏を発症すると、食事やブラッシングのときに歯がしみやすくなり、非常に不便です。

レモンを摂取する際のポイント

予防歯科の一環としてレモンを摂取する場合、過剰に食べすぎるのは避けるようにしましょう。
一般的には、1日1個程度を目安に、レモン水として飲む場合は大さじ2杯程度が良いでしょう。
非常に酸っぱいため、そのままかじりつくのは難しいです。

またレモンを摂取した後は、水を口ですすぐ、ブラッシングをするなどのケアが必要です。
こうすることで、口内の酸を中和し、歯への影響を軽減できます。

まとめ

レモンは栄養が豊富であり、摂取することで疲労回復や美肌効果、整腸作用などさまざまな健康作用が期待できます。
また虫歯や歯周病を予防する果物としても、普段から意識して摂取することが望ましいです。
しかし過剰摂取はかえってデメリットにつながりますし、そのまま摂取するには強烈な酸味を我慢しなければいけません。
そのため、レモン水として適切な量を摂取するようにしましょう。

【上尾の歯医者で歯周病治療】根菜が歯周病予防に効果的な理由について

歯周病予防の基本は、適切なブラッシングと健康的な食生活です。
これらを両立させなければ、十分歯周病菌に対抗することはできません。
また食生活の改善方法の一つに、根菜を積極的に摂取することが挙げられます。
今回は、根菜が歯周病予防に効く理由や、各根菜の特徴などについて解説します。

根菜が歯周病予防に効く理由

根菜は硬さがあるため、食べる際はしっかりと咀嚼しなければいけません。
咀嚼の回数が増えると、口内を殺菌したり洗い流したりする唾液の分泌量が増え、歯周病のリスクが軽減します。

また根菜には食物繊維も豊富に含まれているため、噛むだけで歯の表面を磨き、プラークを除去する効果が期待できます。

さらに根菜をよく噛むことで歯周組織への刺激となり、歯茎の健康を維持することにもつながります。

歯周病予防効果のある根菜とその特徴

歯周病予防に効果がある根菜としては、主にニンジンやゴボウなどが挙げられます。

ニンジンは先ほど触れた根菜のメリットだけでなく、抗酸化作用や歯周組織の生成といったメリットもあります。

ニンジンに多く含まれるビタミンCなどの抗酸化物質は、口内の細胞を損傷から保護し、炎症を減少させます。
炎症が減少することで、歯肉炎や歯周炎のリスクも軽減されます。

またニンジンはアミノ酸を多く含み、コラーゲン生成に必要なヒアルロン酸も摂取できるため、歯周組織の生成を助けます。

ゴボウに関しては、特に食物繊維が豊富な根菜として知られています。
そのため、腸内環境を整える効果が期待できます。

腸内環境が整うことで免疫力が向上し、歯周病菌への抵抗力もアップします。

歯周病のリスクが高まる野菜とは?

摂取することで歯周病のリスクが高まる野菜としては、ジャガイモやカボチャなどが挙げられます。

ジャガイモは根菜の一種ですが、調理したものはやわらかく食べカスが残りやすいです。
そのため、プラークや歯石が形成され、歯周病のリスクが高まりやすい野菜だと言えます。

またカボチャはジャガイモと同じようなやわらかい食感である上に、高糖分のものも多いため、歯周病菌が繁殖しやすくなる可能性があります。

まとめ

根菜には栄養価が高いものが多い上に、唾液の分泌量を増やしたり、歯を清掃したりする効果もあります。
そのため、毎日の食事では意識して摂取することが大切です。
特に、根菜の食感が残る炒め物などの調理法で食べれば、歯周病予防に大きく寄与してくれます。
もちろん乳製品やナッツ、豆類など、歯周病予防効果のある他の食品もバランス良く摂取することも重要です。

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