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【上尾の歯医者・予防歯科】フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物

フッ素は歯のカルシウムなどが溶け出すのを防ぎ、失われた歯のミネラルを補うのを促進します。
さらに虫歯菌の働きを抑える効果もあるため、虫歯予防には欠かせません。
またフッ素は歯磨き粉で取り込むイメージが強いですが、実際は食品にも含まれています。
今回は、フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物を紹介します。

イワシ

フッ素を摂取するのにもっともおすすめの食べ物としては、イワシが挙げられます。

イワシはニシン科に属する小型の回遊魚で、刺身や寿司、塩焼きや煮付けなどさまざまな料理で食べられます。

またイワシは食べ物の中でもフッ素の含有量がトップクラスであり、カルシウムやビタミンDも多く含んでいます。
カルシウムは歯の主成分であるエナメル質を強くする効果がありますし、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしてくれます。

ちなみに、イワシに含まれるEPA・DHAなどの不飽和脂肪酸も、虫歯予防に良い影響があると考えられています。

海藻

海藻も、フッ素を摂取するのにおすすめの食べ物です。

海藻にはフッ素だけでなく、ミネラルや食物繊維も多く含まれています。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、歯の再石灰化を助け、歯を内側から強くします。

また食物繊維は、よく噛むことで唾液の分泌を促し、虫歯菌の活動を抑えてくれます。
つまりフッ素が持つ効果がよりパワーアップするということです。

さらに、海藻はアルカリ性の食品であり、酸性に傾きがちな口内の環境を中和してくれます。

ちなみにミルという海藻に含まれるミルレクチンは、プラークが歯に付きにくくする効果があり、虫歯予防に役立ちます。

緑茶

フッ素を取り込むのにおすすめの飲み物には、緑茶が挙げられます。

緑茶はフッ素とカテキンが豊富な飲み物であり、これらの相乗効果によって虫歯に強い歯をつくってくれます。

カテキンはタンパク質と結合しやすく、虫歯菌などの細菌のタンパク質にくっついて動きを鈍らせ、増殖を防止します。
また、カテキンはプラークがつくられるのを助ける酵素の働きを阻害し、プラークの形成を抑えます。

さらに、カテキンは食事の糖分から虫歯菌が生成する酸の産生を抑える働きもあります。

まとめ

フッ素は意外と身近な食品に含まれています。
また歯磨き粉だけでなく、食事からも摂取することで、当然虫歯予防の効果はアップします。
虫歯は進行すると口内だけにとどまらず、全身疾患のリスクを高めることもあります。
そのため、丁寧なブラッシングはもちろん、食生活の改善と歯科クリニックでの定期検診で予防しなければいけません。

【上尾の歯医者・予防歯科】豆類が歯に良い理由とは?

豆類は、普段の食事の中で不足しがちな食材の一つです。
野菜を意識して食べている方はいても、豆類を積極的に食べているという方はなかなかいません。
また豆類は健康に良いものですが、実は歯にとってもメリットのある食材として知られています。
今回は、豆類が歯に良い理由を中心に解説します。

豆類が歯に良い理由

豆類は歯の主成分であるカルシウムを含んでいるため、エナメル質を強化し、再石灰化を助けてくれます。
また良質なタンパク質も含まれているため、歯の土台をつくり、カルシウムの吸収を良くすることも期待できます。

さらにマグネシウムはカルシウムの吸収をサポートし、唾液の質を改善できますし、食物繊維は唾液の分泌を促し、口内の食べカスや細菌を洗い流してくれます。

ちなみに豆にはさまざまな種類があるため、毎日食べていてもそこまで飽きる心配はありません。

代表的な豆の種類について

歯への健康効果が期待できる豆の種類としては、大豆やインゲンマメ、小豆や落花生などが挙げられます。

大豆は高タンパク低脂肪の豆類で、豆腐や納豆、醤油や味噌などさまざまな加工食品の原料として広く利用されます。

またインゲンマメも比較的低脂肪で、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。

さらに、小豆はあんこや赤飯など、甘みを加えた料理に使用されることが多いです。
落花生についても、ピーナッツとしてお菓子や料理に使用されます。

これらの数ある豆の中から、1日1種類でも食べることができれば、歯の健康維持につながります。

なた豆について

歯に良い豆類として、なた豆も挙げられます。

なた豆は、長い鞘が鉈に似ていることが由来の豆類で、原産地は熱帯アジアまたは熱帯アフリカです。
またなた豆は、歯周病や口臭に効果がある豆類として知られています。

なた豆に含まれるカナバニンという成分は、抗炎症作用があり、歯周病や歯槽膿漏の改善効果が期待できます。
さらに、歯周病菌の繁殖を抑えることで、口臭も予防してくれます。

ちなみに、なた豆は豆として摂取するだけでなく、お茶や歯磨き粉などでも摂取が可能です。
特になた豆歯磨き粉は、手軽に歯周病を予防できる製品として人気があります。

まとめ

冒頭でも触れたように、豆類は日々の食事で不足しがちです。
特に大豆以外の豆類については、意識しなければなかなか口に運ぶ機会がありません。
そのため、まずはどのような豆類があるのかを知り、一つずつ試してみることをおすすめします。
その中で美味しく続けていけるものがあれば、歯の健康維持の一環として積極的に摂取しましょう。
このような習慣は、ある程度続けないと意味がありません。

【上尾の歯医者・予防歯科】ブロッコリーの虫歯予防効果について

虫歯予防を行うにあたって食生活の改善は必須ですが、このとき摂取したいのはなんといっても野菜です。
また野菜といってもさまざまな種類がありますが、今回ピックアップするのは緑黄色野菜の一つであるブロッコリーです。
ここからは、ブロッコリーの虫歯予防効果を中心に解説します。

ブロッコリーの虫歯予防効果

ブロッコリーにはフッ素やミネラル、ビタミンCなどの栄養素が含まれています。

フッ素は歯の表面にあるエナメル質を強化し、酸に溶けにくくすることで、虫歯を予防してくれる効果があります。
またミネラルは、歯の健康を維持するために必要な栄養素です。

さらに、ビタミンCは歯茎のコラーゲン生成を助けるものです。
そのため、虫歯によって炎症を起こした歯茎だけでなく、歯周病予防にも効果があります。
免疫力を向上させ、虫歯菌への抵抗力を強くしてくれることも、ビタミンCを摂取するメリットです。

ちなみに、ブロッコリーは茹でで食べられることがほとんどですが、火を通してもある程度の硬さがあります。
これにより、よく噛むことで唾液の分泌が促進され、口内環境を整えます。

ブロッコリーにおけるその他のメリット

ブロッコリーは虫歯予防につながるだけでなく、さまざまな健康面でのメリットを持つ野菜です。

ブロッコリーのビタミンCには、肌の健康維持を促進する効果がありますし、ビタミンKには骨の健康維持、骨粗しょう症の予防効果が期待できます。

また葉酸には血液生成、神経の健康維持の作用があり、食物繊維は腸内環境の改善や便秘解消に役立ちます。

ちなみに、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという成分には抗酸化作用があり、生活習慣病やがん予防につながります。

虫歯予防としてブロッコリーを摂取する際の注意点

ブロッコリーには虫歯予防をはじめとするさまざまな効果がありますが、摂取後はしっかりブラッシングをしなければいけません。
なぜなら、ブロッコリーには細かい房がたくさんあり、歯と歯の間や溝に挟まりやすいからです。

またブロッコリーは、そこまで強くはないものの、他の野菜と比べると酸を多く含んでいます。
特に大量に食べたり、口内に入れている時間が長かったりすると、歯のエナメル質が溶けやすくなります。

まとめ

普段からブロッコリーを好んで食べている方は、知らず知らずのうちに虫歯も予防することができています。
しかし、ブロッコリーの食べすぎや摂取後のブラッシングがおろそかになることには注意が必要です。
もちろん他の野菜や肉、魚などさまざまな品目を摂取することで、より多くの栄養素を吸収でき、虫歯を予防しやすくなります。

【上尾の歯医者・予防歯科】虫歯予防として魚を骨ごと食べる際のポイント

虫歯を予防するために摂取しなければいけない栄養素の一つに、カルシウムが挙げられます。
こちらは歯をつくる主成分で、主に乳製品や魚類などから摂取できます。
またカルシウムを多く摂取するために、魚は骨ごと食べるのが望ましいとされています。
今回は、虫歯予防として魚を骨ごと食べる際のポイントを解説します。

魚を骨ごと食べることのメリット

魚を骨ごと食べることにより、カルシウムが多く摂取でき、歯や歯槽骨が丈夫になります。

また骨はしっかり噛まなければ噛み砕けないため、摂取することで必然的に咀嚼回数が増えます。
咀嚼の回数が増えると、唾液の分泌が促進され、口内の食べカスやプラークを洗い流してくれます。

さらに、骨ごと魚を食べることで免疫力が高まり、虫歯菌や歯周病菌といった細菌への抵抗力が高まるのもメリットです。

魚を骨ごと食べる際のポイント

魚の骨は、よく噛み砕かなければ喉に刺さることがあります。
特に、小さな小骨は一度刺さるとなかなか取れない可能性が高いため、しっかり噛んでから飲み込むようにしましょう。

また大きい骨については、消化しにくいだけでなく、喉に詰まらせて呼吸に影響が出ることも考えられます。
そのため、背骨など大きい骨は食べるのを避けるか、調理法を工夫して食べやすくするべきです。

もし喉に骨が刺さってしまったのであれば、ご飯をそのまま飲み込むなどして無理に自力で取ろうとせず、耳鼻咽喉科を受診してください。

魚を骨ごと食べる場合の工夫について

硬い魚の骨を食べるのが苦手な方は、調理法を工夫して食べやすくすることも大切です。

例えば焼き魚については、香ばしく食べやすいですが、骨は硬い状態のまま残ってしまいます。
そのため、硬い骨を避けたい方は、圧力鍋で調理しましょう。

圧力鍋で調理すれば、骨に含まれるコラーゲンがゼラチン化し、骨までやわらかく食べやすくなります。
通常の鍋で煮込む場合と比べて、調理時間も大幅に短縮できます。

また酢漬けにして食べる方法もおすすめです。
酢の酸味によって魚の骨がやわらかくなり、食べやすくなる上に、カルシウムやマグネシウムの吸収も良くなります。

まとめ

虫歯予防の一環として、魚を食べることが大事なのは多くの方がご存知だと思います。
しかし、無理やり骨まで食べてトラブルを起こさないように注意しなければいけません。
一度骨が刺さると、トラウマで魚を摂取できなくなるおそれもあります。
しっかり喉に刺さらないような食べ方、調理方法を実践すれば、歯を強くするために必要なカルシウムは十分に摂取可能です。

【上尾の歯医者・予防歯科】レモンが持つ口内環境の改善効果について

レモンはミカン科ミカン属の常緑低木で、酸味や香りが特徴の柑橘類の一種です。
普段そのまま食べる機会は少ないですが、レモンの果汁はさまざまな料理に使用されています。
またレモンには、口内環境を改善してくれる効果があります。
今回は、具体的にどのような効果があるのかについて解説します。

レモンの口内環境の改善効果

レモンは虫歯予防や口臭予防などの効果がある果物です。

レモンに含まれるクエン酸は、虫歯菌の活動を抑制し、プラークの形成を防ぐ効果があります。
またレモンを摂取することで唾液の分泌量が増え、口内が洗い流される効果もあります。

さらに、口内を洗い流す効果は口臭予防にもつながります。
先ほど触れたクエン酸にも、優れた殺菌能力があるため、摂取することで口臭はある程度軽減されます。

ちなみにレモンにはビタミンCも豊富に含まれているため、免疫力を高めて虫歯菌や歯周病菌に強い口内環境をつくり上げます。

レモンを摂取する場合の注意点

レモンを摂取するにあたって注意したいのは、酸蝕歯のリスクです。

酸蝕歯は、歯の表面が酸によって溶かされる状態であり、虫歯とは異なる角度で歯が脆くなる現象です。
レモンは非常に強い酸を持つ果物であるため、こちらが歯の表面を溶かしてしまうおそれがあります。

またレモンの酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうと、その下の象牙質が露出しやすくなります。
象牙質は非常に敏感な部分であるため、露出することで知覚過敏のリスクが高まることが予想されます。

知覚過敏を発症すると、食事やブラッシングのときに歯がしみやすくなり、非常に不便です。

レモンを摂取する際のポイント

予防歯科の一環としてレモンを摂取する場合、過剰に食べすぎるのは避けるようにしましょう。
一般的には、1日1個程度を目安に、レモン水として飲む場合は大さじ2杯程度が良いでしょう。
非常に酸っぱいため、そのままかじりつくのは難しいです。

またレモンを摂取した後は、水を口ですすぐ、ブラッシングをするなどのケアが必要です。
こうすることで、口内の酸を中和し、歯への影響を軽減できます。

まとめ

レモンは栄養が豊富であり、摂取することで疲労回復や美肌効果、整腸作用などさまざまな健康作用が期待できます。
また虫歯や歯周病を予防する果物としても、普段から意識して摂取することが望ましいです。
しかし過剰摂取はかえってデメリットにつながりますし、そのまま摂取するには強烈な酸味を我慢しなければいけません。
そのため、レモン水として適切な量を摂取するようにしましょう。

【上尾の歯医者で歯周病治療】根菜が歯周病予防に効果的な理由について

歯周病予防の基本は、適切なブラッシングと健康的な食生活です。
これらを両立させなければ、十分歯周病菌に対抗することはできません。
また食生活の改善方法の一つに、根菜を積極的に摂取することが挙げられます。
今回は、根菜が歯周病予防に効く理由や、各根菜の特徴などについて解説します。

根菜が歯周病予防に効く理由

根菜は硬さがあるため、食べる際はしっかりと咀嚼しなければいけません。
咀嚼の回数が増えると、口内を殺菌したり洗い流したりする唾液の分泌量が増え、歯周病のリスクが軽減します。

また根菜には食物繊維も豊富に含まれているため、噛むだけで歯の表面を磨き、プラークを除去する効果が期待できます。

さらに根菜をよく噛むことで歯周組織への刺激となり、歯茎の健康を維持することにもつながります。

歯周病予防効果のある根菜とその特徴

歯周病予防に効果がある根菜としては、主にニンジンやゴボウなどが挙げられます。

ニンジンは先ほど触れた根菜のメリットだけでなく、抗酸化作用や歯周組織の生成といったメリットもあります。

ニンジンに多く含まれるビタミンCなどの抗酸化物質は、口内の細胞を損傷から保護し、炎症を減少させます。
炎症が減少することで、歯肉炎や歯周炎のリスクも軽減されます。

またニンジンはアミノ酸を多く含み、コラーゲン生成に必要なヒアルロン酸も摂取できるため、歯周組織の生成を助けます。

ゴボウに関しては、特に食物繊維が豊富な根菜として知られています。
そのため、腸内環境を整える効果が期待できます。

腸内環境が整うことで免疫力が向上し、歯周病菌への抵抗力もアップします。

歯周病のリスクが高まる野菜とは?

摂取することで歯周病のリスクが高まる野菜としては、ジャガイモやカボチャなどが挙げられます。

ジャガイモは根菜の一種ですが、調理したものはやわらかく食べカスが残りやすいです。
そのため、プラークや歯石が形成され、歯周病のリスクが高まりやすい野菜だと言えます。

またカボチャはジャガイモと同じようなやわらかい食感である上に、高糖分のものも多いため、歯周病菌が繁殖しやすくなる可能性があります。

まとめ

根菜には栄養価が高いものが多い上に、唾液の分泌量を増やしたり、歯を清掃したりする効果もあります。
そのため、毎日の食事では意識して摂取することが大切です。
特に、根菜の食感が残る炒め物などの調理法で食べれば、歯周病予防に大きく寄与してくれます。
もちろん乳製品やナッツ、豆類など、歯周病予防効果のある他の食品もバランス良く摂取することも重要です。

【上尾の歯医者・予防歯科】正露丸で虫歯の対処を行う場合の注意点

虫歯の痛みがあるときの対処法に、正露丸を使用する方法があります。
正露丸は腹痛のときに服用する薬として有名ですが、実は歯が痛む部分に詰めることで痛みを抑える効果を発揮します。
しかし、こちらの対処法を実践する際は、いくつか注意すべき点があります。
今回はこちらの点について解説します。

進行度によっては逆効果になることがある

虫歯への対処として正露丸を用いる際は、1粒もしくは半粒を虫歯の穴に詰めます。
こうすることで痛みがある程度和らぎますが、虫歯の進行具合によっては逆効果になる可能性もあるため、注意が必要です。

例えば虫歯が重度にまで進行し、神経に達している状態だとします。
神経は非常に過敏であり、少し触れただけでもかなりの痛みが生じます。

またこのような状態の虫歯に正露丸を詰めると、配合成分が効果を発揮する前に、詰めたことによる刺激で激痛が走ることが考えられます。

副作用が出ることがある

正露丸は虫歯の痛みを軽減できるものですが、薬であるため副作用が出るリスクもあります。
具体的には、吐き気などの消化器症状が現れるケースがあります。

歯に詰めただけで副作用が出るのは非常に稀ですが、もし症状が出たのであれば、早急に使用を中止して歯科医師に相談しなければいけません。

また正露丸は刺激が強いため、舌や口の中の粘膜に触れるとヒリヒリすることがあります。
つまり虫歯の痛みを軽減しようとしたことで、口内に別の痛みを生じさせる可能性があるということです。

このような異変を感じた場合も、そのまま正露丸を使用してはいけません。

歯科クリニックに通わなくなる可能性がある

正露丸を歯に詰めることにより、これまで悩まされていた歯の痛みは一時的に軽減されます。
ただし、痛みが強くなるたびに正露丸を詰めていても、虫歯が完治することはありません。
そのため、いずれは歯科クリニックに通う必要があります。

しかし、正露丸で痛みを抑える方法に慣れてしまった方は、なかなか歯科クリニックに通う決心がつかなくなります。
特に虫歯治療が苦手な方は、歯を削らなくても痛みを軽減できる正露丸に頼ってしまいがちです。

まとめ

正露丸を常備している方は、あくまで虫歯の痛みが強いとき、歯科クリニックに通うまでの応急処置として利用するものと認識しておきましょう。
また患者さんの症状や使い方によっては、痛みや別の症状が出てしまうこと、虫歯を完治させるわけではないことも理解すべきです。
痛みを伴う虫歯は、中程度くらいまで進行しているため、歯科医師による施術でなければ治すことができません。

【上尾の歯医者・予防歯科】正しい歯ブラシの持ち方と使い分けについて

ブラッシングをする際は、正しい方法を実践しなければ意味がありません。
“磨いている”という事実だけで満足していると、磨き残しが増え虫歯のリスクも高くなってしまいます。
また正しい磨き方には、当然正しい持ち方も含まれます。
今回は、正しい歯ブラシの持ち方とその使い分けについて解説します。

パームグリップ

パームグリップは、手のひら全体で歯ブラシを握る方法です。
パームには手のひらという意味があり、手をグーの形にして包み込むように歯ブラシを持ちます。

こちらの方法のメリットは、柄の持っている部分が多いことから、安定して動かしやすいという点です。
また力も入りやすく、しっかり歯に付着した食べカスやプラークなどを除去できます。

ペングリップ

もう一つの歯ブラシの持ち方はペングリップです。
こちらは名前の通り、ペンを持つときのように歯ブラシを持つ方法です。

ペンを使用するとき、皆さんは手元で細かい調整を行いながら字を書きます。
歯ブラシのペングリップもこちらと同じように、細かく操作することに長けています。
具体的には余計な力が入りにくく、小回りが利きやすいです。

またペングリップの場合、左右だけでなく上下にも歯ブラシを動かしやすくなります。

歯ブラシの持ち方の使い分け

パームグリップは、主に歯の表面を磨くときに用いる方法です。
ここでいう歯の表面とは、外から見える歯の表面部分、さらには奥歯などの咬合面を指しています。

歯の表面は、歯の見た目を良くするため、虫歯を防ぐため最初にキレイにしなければいけない部分です。
そのため、この部分は力が入りやすいパームグリップでゴシゴシと磨きます。
ただし、力が強すぎると歯や歯茎を傷つける可能性があるため、注意が必要です。

またペングリップについては、細かく丁寧に磨きたい場所のブラッシングに適しています。
例えば歯と歯の間、歯と歯茎の境目、歯の裏側といった部分です。

ちなみに、ペングリップは細かい部分の清掃に長けていますが、パームグリップと比べて慣れるまでに時間がかかります。
さらに、磨く力が弱すぎると清掃性が落ちることがあります。

まとめ

歯ブラシの持ち方について、普段それほど意識していないという方は多いかと思います。
しかし、実際は部分によって適した持ち方が存在するため、正しく習得して使い分けることが大切です。
もちろん持ち方だけでなく、歯ブラシの選び方や磨き方、歯磨き粉の選び方などについても、ある程度知識を持っておかなければいけません。
しっかり汚れを落とし、虫歯を防ぐためのブラッシングを意識しましょう。

【上尾の歯医者・予防歯科】虫歯予防に効く食べ物を効率的に摂取できる料理

虫歯予防の方法としては、毎日の丁寧なブラッシングの他、健康的な食生活も挙げられます。
しかし、野菜など栄養が豊富な食べ物を毎日たくさん食べるのは、決して簡単なことではありません。
今回は、虫歯予防に効く食べ物を効率的に摂取できる料理について解説します。

味噌汁

虫歯予防の一環として食事に採り入れたいのは、朝昼晩関係なくいつでも気軽に食べられる味噌汁です。

味噌汁は汁物であるため、口内に残りにくく、プラークの形成を予防できます。
また味噌には歯を構成する成分であるカルシウムやタンパク質、マグネシウムなどが含まれているため、虫歯予防をするにはもってこいの食品です。

さらに、味噌汁はさまざまな野菜と相性が良いため、ビタミンなど虫歯予防に効果のある栄養素を効率的に摂取できます。
定期的に具材を変えることにより、同じ味噌汁でも飽きずに食べ続けることが可能です。

鍋も、虫歯予防に効く食べ物を効率的に摂取できる料理です。

鍋も味噌汁と同じく、たくさんの野菜を摂取することができるため、虫歯予防に必要な栄養素を十分に吸収できます。
また野菜は煮込むと嵩が減るため、生の状態で食べるよりも鍋などで食べる方が効率は良いです。

特に、鍋を摂取するときに注目したい野菜は白菜です。
白菜はビタミンCが豊富であり、虫歯菌に侵食されないための免疫力を高めてくれます。
さらに、コラーゲンの生成を助ける働きもあるため、歯周病予防にも効果を発揮します。

ちなみに鍋についても、寄せ鍋や味噌鍋、キムチ鍋やカレー鍋などさまざまな味の変化を楽しめます。

ひき肉料理

虫歯予防に効く食べ物を効率的に摂取するには、ひき肉料理もおすすめです。
ここでいうひき肉料理には、ハンバーグやミートソース、シューマイや餃子などが含まれています。

これらの料理は、基本的にお肉の味を楽しむものです。
そのため、みじん切りにした野菜などを入れても、それほど味に変化は出ません。

例えばニンジンやしいたけなど、虫歯予防のために摂取したい野菜を入れることで、いつの間にか虫歯予防効果を得られます。
ちなみにひき肉料理は、野菜が苦手な子どもの虫歯予防にも効果的です。

まとめ

栄養が豊富なものの中には、味に癖があるものや、食べにくいものなどが多く存在します。
野菜はその典型であり、野菜嫌いの方は食生活で虫歯を予防するのが難しくなります。
一方前述したような調理法で摂取すれば、虫歯予防に必要な栄養を摂取しつつ、なおかつ日々美味しい食事を楽しむことができます。
そして何より、虫歯予防を継続しやすくなります。

【上尾の歯医者・予防歯科】菓子パンの虫歯リスクが高い理由について

特に朝食として、毎日菓子パンを食べているという方は少なくないでしょう。

菓子パンは手軽に食べられる上に、さまざまな種類があるため、忙しい朝にはとても向いています。

しかし、菓子パンは虫歯を引き起こしやすいため、注意が必要です。

今回は、菓子パンの虫歯リスクが高い理由について解説します。

 

砂糖の含有量が多く歯にくっつきやすい

 

虫歯になりやすい食べ物の主な特徴としては、砂糖の含有量が多く、なおかつ歯にくっつきやすいということが挙げられます。

残念ながら、菓子パンはこれらの条件を両方満たしています。

菓子パンの砂糖の配合率は、全体の粉量の約25~30%です。

食パンが5~6%であることを考えると、いかに菓子パンに多くの砂糖が含まれているかがわかります。

またこちらはすべてのパンに言えることですが、口内で咀嚼するとやわらかくなり、歯の隙間などに挟まりやすくなります。

そのため、ブラッシングの際に磨き残しが出やすく、虫歯を誘発します。

 

血糖値が急激に上昇する

 

菓子パンを摂取した後は、血糖値が急激に上昇します。

こちらは砂糖や小麦粉が大量に含まれているため、消化吸収が早いことが理由です。

また血糖値が急激に上昇すると、多量のインスリンが分泌され、今度は急激に血糖値が低下します。

こちらは血糖値スパイクと呼ばれるもので、低血糖時には眠気やだるさを感じます。

すると、人はまた血糖値を上げようとして、甘いものを食べたくなるというループに入ります。

つまり菓子パンを食べると、必然的に甘いものを摂取する機会が増えてしまい、虫歯ができやすくなるということです。

 

食欲が増進する

 

大量の砂糖により、食欲が増進することも、菓子パンの虫歯リスクが高い理由の一つです。

菓子パンなどの甘いものを食べると、脳内物質のドーパミンが分泌されます。

ドーパミンには一時的にやる気や元気を出し、幸福感をもたらす作用がありますが、こちらの効果はそれほど長く続きません。

またドーパミンによる幸福感が薄れると、脳はさらにドーパミンを出すために甘いものを欲します。

そのため、何度も甘いものを食べてしまい、虫歯を発症しやすくなります。

 

まとめ

 

何気なく菓子パンを食べているという方は、自身の虫歯リスクが高い状態だということを理解しておきましょう。

また菓子パンは単純に太りやすいですし、疲れやすくなったり糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など全身疾患のリスクが高まったりすることもあります。

もし食べるのであれば、一度に2つ以上食べるのを控えたり、タンパク質や野菜とあわせて摂取したりすることが大切です。

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