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【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病予防における梅干しの有用性

梅干しは、日本人にとって非常になじみ深い食品であり、さまざまな健康効果が期待されています。
そのため、日々意識して摂取しているという方も多いかと思いますが、実は梅干しには歯周病予防効果もあるとされています。
今回は、歯周病予防における梅干しの有用性について解説します。

殺菌・抗炎症成分による進行抑制

梅干しには、梅から抽出される特定の有用成分である“MK615”が含まれています。
この成分は、歯周病の直接的な原因となる歯周病菌や虫歯菌の増殖を抑制する強力な殺菌作用を持っています。

さらに特筆すべきは、歯周病による組織破壊を抑える効果です。
歯周病が進行すると、体内の破骨細胞が活性化して歯を支える骨を溶かしてしまいますが、MK615はこの破骨細胞の働きをブロックすることが明らかになっています。

また歯茎の赤みや腫れといった炎症そのものを鎮める抗炎症作用も期待できるため、日々の食事に梅干しを取り入れることは、重症化を防ぐための心強い味方となります。

唾液分泌の促進による自浄作用の向上

梅干しの強烈な酸味は、口の中に大量の唾液を分泌させます。
この唾液には、口の健康を守るための多機能な役割が備わっています。

まず唾液が口内に行き渡ることで、歯周病菌のエサとなる食べカスや汚れを洗い流す自浄作用が働きます。
また唾液そのものにも殺菌成分が含まれていて、乾燥した口内よりも潤った状態の方が細菌の繁殖を抑えやすくなります。

特に口の中が乾燥しがちな方や、加齢とともに唾液が減ってきたと感じる方にとって、梅干しは清掃性食品として口腔環境を整えるのに非常に有効です。

酸蝕歯のリスクと適切な摂取方法

梅干しは歯周病予防に役立つ一方で、その強いクエン酸が歯にダメージを与える可能性も秘めています。

クエン酸は非常に酸性度が強いため、長時間口の中に停滞したり、過剰に摂取し続けたりすると、歯の表面にある硬いエナメル質を溶かす酸蝕歯を引き起こすリスクがあります。

健康へのメリットを享受しつつ歯を守るためには、摂取した後に口をゆすぐか、お茶や水を飲んで口内の酸性度を中和することが大切です。
また塩分の摂りすぎも考慮し、1日1粒程度を目安にするのが適切です。

まとめ

冒頭でも触れたように、梅干しは極めて健康効果の高い食品です。
また歯周病だけでなく、虫歯や口臭などを予防する効果もあります。
しかし同時に酸性が強かったり、塩分が多く含まれていたりと、身体や口内にとって良くない特性も持っています。
そのため、あくまで歯周病予防の一環として、適度に摂取することを心掛けましょう。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病がうつりやすい家族の特徴

歯周病は、各個人によるブラッシング不足や食生活の乱れなどによって発生するイメージがあるかと思います。
もちろんそれも事実ですが、歯周病は感染症であるため、家族同士などでうつってしまうケースもあります。
今回は、歯周病がうつりやすい家族の主な特徴について解説します。

食器の共有や口移しを行っている

もっとも歯周病がうつりやすくなる原因としては、やはり食器の共有や口移しが挙げられます。

家族で同じお箸やスプーンを使っている場合、歯周病菌が口から口へ移動しやすくなります。
そのため、基本的には各家族で専用のカトラリーやお皿を使用しなければいけません。

また幼い子どもがいる家庭では、親が噛み砕いた食べ物を子どもに与える習慣があることも考えられます。
こちらも、唾液に含まれる歯周病菌が直接相手の口の中に入る行為であるため、絶対に避けなければいけません。

スキンシップが多い

スキンシップが多い家族も、家族間での歯周病感染が起こりやすくなります。

スキンシップが多いことは、決して悪いことではありません。
それだけ家族関係が良好であることを示していますが、こと歯周病の感染という観点では可能な限り控えるべきです。

特に親子間や夫婦間でのキスは、もっとも直接的な唾液の交換となるため、歯周病の感染リスクが高まります。

歯周病がうつりやすい家族のその他の特徴

歯周病がうつりやすい家族におけるその他の特徴としては、全員のデンタルケアが不十分であること、免疫力が低下していること、生活環境が似通っていることが挙げられます。

ブラッシングが不十分で口内にプラークが多くなると、菌が定着・増殖しやすくなります。
これにより、家族のいずれかが重度の歯周病になってしまった場合、周囲への感染源となる可能性が高まります。

また疲労やストレス、不規則な生活などで家族全体の免疫力が落ちている時期は、うつった菌に対抗できず歯周病を発症しやすくなります。

ちなみに甘いものの摂取頻度や間食の多さなど、家族で同じような食習慣を共有していると、菌が繁殖しやすい口内環境が全員につくられてしまいます。

まとめ

歯周病は人から人へとうつる感染症であるため、個人単位でのみ対策を取っていれば良いというわけではありません。
特に子どもを持つ親御さんは、このことについて深く理解し、子どもに歯周病をうつさない環境を整える必要があります。
もちろん、一人も歯周病を発症していない状態をつくるには、家族全員でデンタルケアを徹底し、歯科クリニックでの定期検診も積極的に受けなければいけません。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病を引き起こすジンジバリス菌とは?

歯周病を引き起こす根本的な原因は、食べカスが変化したプラークです。
またもっと細かくいうと、本当の原因はプラークの中に含まれる細菌であり、その細菌の一つにジンジバリス菌というものがあります。
今回は、歯周病を引き起こすジンジバリス菌に関することを解説します。

ジンジバリス菌の概要

ジンジバリス菌は、数ある歯周病菌の一つです。
正式名称はポルフィロモナス・ジンジバリスといい、P.g.菌と略されます。

こちらは歯周病菌の中でも、最強・最悪の病原性と持つと言われている代表的な細菌です。

ちなみに、ジンジバリス菌を含む病原性の高い他の2つの歯周病菌を合わせて、“レッドコンプレックス”といいます。
ジンジバリス菌以外の歯周病菌は、トレポネーマ・デンティコーラ、タンネレラ・フォーサイシアというものです。

ジンジバリス菌の主な特徴

ジンジバリス菌には、嫌気性菌であることや付着力が強力なこと、組織を破壊することなどの特徴があります。

ジンジバリス菌は空気に触れるのを嫌い、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの奥深くに潜り込みます。

またジンジバリス菌は線毛と呼ばれる突起を使い、歯茎の組織にガッチリと張り付きます。
そのため、うがいをした程度では簡単に除去できません。

さらに、ジンジバリス菌はタンパク質分解酵素であるジンジパインを放出し、歯茎や歯を支える歯槽骨という骨をジワジワと溶かしていきます。

ジンジバリス菌と全身疾患の関わり

ジンジバリス菌は口内だけでなく、血管を通じて全身に回り、深刻な疾患の原因や悪化因子になることがわかっています。

例えば亡くなったアルツハイマー型認知症の方の脳内からは、ジンジバリス菌が検出されることがあり、脳の神経細胞に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

また高齢の方の死因に多い誤嚥性肺炎についても、ジンジバリス菌は代表的な原因菌の一つです。

さらにジンジバリス菌が血中に入ることで、糖尿病の悪化や動脈硬化、心筋梗塞のリスクを高めます。

ちなみにジンジバリス菌は腸内環境の乱れや関節リウマチ、がんや早産のリスク上昇などにも関与していると報告されています。

まとめ

歯周病菌と言う場合、ほとんどはジンジバリス菌を指していると言っても過言ではないほど、ジンジバリス菌は代表的な細菌です。
またもっとも注意すべき歯周病菌でもあるため、ケアするには丁寧なブラッシングや定期検診が欠かせません。
またジンジバリス菌をできる限り除去するための行動は、歯周病だけでなく虫歯や口臭などさまざまな疾患・症状を予防することにつながります。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病と睡眠時無呼吸症候群の関係

睡眠時無呼吸症候群はSASとも呼ばれるもので、睡眠中に呼吸が10秒以上停まる状態が1時間で5回以上続く疾患です。
肥満や扁桃肥大などが原因で起こる閉塞性のものが多いです。
また睡眠時無呼吸症候群は、歯周病共関連性があるとされています。
今回はこちらの内容について解説します。

歯周病と睡眠時無呼吸症候群の相互関係

歯周病と睡眠時無呼吸症候群は、相互関係にあります。

SASの患者さんは睡眠中口呼吸になりやすく、口内が乾燥するドライマウスの状態になります。
そのため唾液による自浄作用や殺菌作用が低下し、細菌が繁殖して歯周病のリスクが2~4倍ほど高まるというデータがあります。

また歯周病による慢性的な炎症は、全身の炎症性サイトカインと呼ばれる炎症物質を増加させます。
こちらが喉や気道の粘膜に影響を与え、気道を狭めることでSASを悪化させる可能性が指摘されています。

歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群の関係

睡眠時無呼吸症候群は、歯ぎしりとの関連性もある疾患です。

SASの患者さんは、無呼吸状態から呼吸を再開しようとする際に、無意識に顎を動かす歯ぎしりを併発することが多いです。
このとき強い力で歯が揺さぶられるため、ダメージはとても大きくなります。

また歯周病がある程度進行している方は、歯と歯茎の密着性が弱まっています。
このような状態で歯ぎしりをしてしまうと、歯をさらに痛めてしまい、やがて歯茎から脱落する原因になります。

推奨されるアプローチ

歯科クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の治療としてスリープスプリントというものが用いられます。
こちらはマウスピースで下顎を前方に固定することで気道を広げ、いびきや無呼吸を改善するというものです。

また歯周病治療を行い、口内環境を整えることで、全身の炎症を抑えSASへの好影響を目指します。

そのためもし睡眠中にいびきをかく、または起床時に口が乾いている場合、歯周病とSASの両面からチェックを受けることが推奨されます。
重度のSASの場合、耳鼻咽喉科や睡眠外来でCPAP治療を受けつつ、歯科クリニックで口腔内を管理する医科歯科連携がとても重要になります。

まとめ

歯周病の方は睡眠時無呼吸症候群を発症しやすくなりますし、逆に睡眠時無呼吸症候群の方も歯周病のリスクが高まります。
またこれらの疾患に共通して言えることは、どちらも自覚しづらいという点です。
そのため、日頃から歯科クリニックなどの定期検診に通い、自身の口内状態や睡眠状態に問題がないかを確認することが大切です。
もちろん、問題があった場合は適宜必要な治療を受けなければいけません。

【上尾の歯医者で歯周病治療】人間と犬の歯周病の違い

歯周病の罹患率は非常に高く、成人の場合は8割近くが発症しているとされています。
その上さまざまな全身疾患との関連性も深いため、かなりおそろしい疾患と言えますが、歯周病は実は人間だけでなく犬も発症します。
今回は、人間と犬の歯周病の違いを中心に解説します。

人間と犬の歯周病の主な違い

人間と犬の歯周病では、まず歯石化のスピードが異なります。

犬の口内はアルカリ性であり、ミネラル分が沈着しやすいです。
そのため、歯石が形成されるまでの期間はわずか3~5日程度しかありません。
人間が形成までに25日ほどかかることを考えると、犬の歯石化のスピードがどれだけ早いのかがわかります。

また人間と犬の歯周病では、治療時の状態や麻酔の種類も変わってきます。

人間の主な歯周病治療であるスケーリングやルートプレーニングについては、意識がある状態で行うことができ、麻酔を使用する際は主に局所麻酔が選択されます。
一方、犬の本格的な歯石除去や治療を行うためには、動いてしまわないように全身麻酔を使用するのが一般的です。
人間の歯科治療では、ほとんど全身麻酔が使用されるケースはありません。

ちなみに歯周病は人間も犬も発症する疾患ですが、同じように虫歯も両方に発症のリスクがあります。
ただし犬は口内がアルカリ性であり、虫歯菌が好む酸性の環境になりにくいため、虫歯にはほとんどありません。

その分歯周病のリスクが極めて高く、成犬の約8割が罹患していると言われています。

人間と犬の歯周病の共通点

人間と犬の歯周病に共通して言えるのは、まず歯石が原因であり、歯石はブラッシングでは取れないということです。
そのため、人間も犬も歯周病を発症した場合は、歯科クリニックや動物病院に通院する必要があります。

また歯周病の症状についても、基本的には人間も犬も同じです。
具体的には歯茎の腫れや出血、口臭や歯のぐらつきといった症状が現れます。

さらに、人間と犬の歯周病では、共通の細菌が検出されることがあり、相互感染が危惧されています。
例えば口移しや食器の共有などを通じて、飼い主とそのペットの犬との間で歯周病菌がうつる可能性があります。

まとめ

歯周病は、人間特有の疾患だと思っていた方もいるかと思います。
特にペットを飼っていない方の中には、犬でも罹患する可能性があることを知らなかった方も多いでしょう。
歯周病は人間だけでなく、犬や猫、サルや馬など多くの動物で確認されています。
またこれらの動物との相互感染のリスクもあるため、日頃から適切なセルフケアや歯科クリニックでの定期検診を受けておくべきです。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病予防におすすめの冬野菜

歯周病を予防するには、日々の食事において摂取するものを重視しなければいけません。
単純にブラッシングをしているだけでは、そこまで大きな歯周病予防効果を得られない可能性が高いです。
また今のような寒い時期の摂取をおすすめするのが、冬野菜です。
今回は、歯周病予防におすすめの冬野菜について解説します。

ゴボウ、レンコン、ニンジン

歯周病予防におすすめの野菜としては、まずゴボウやレンコン、ニンジンなどの根菜類が挙げられます。

これらの冬野菜には食物繊維が豊富に含まれています。
しっかり噛む必要があるため、自浄作用のある唾液の分泌を促し、口内の細菌増殖を抑えます。

また食物繊維が豊富な冬野菜には、直接歯を清掃し、プラークを落としてくれる働きもあります。

さらにニンジンに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変化し、歯茎の粘膜を健康に保つ役割を発揮します。

ホウレンソウ、小松菜、ブロッコリー

ホウレンソウや小松菜、ブロッコリーといった葉物の冬野菜も、歯周病予防を行うにあたってはおすすめです。

これらの葉物野菜はビタミンCが豊富で、歯茎のコラーゲン生成を助け、炎症や出血を抑制します。
またホウレンソウなどに含まれる葉酸は、歯茎の細胞の健康維持をサポートしてくれます。

ちなみにブロッコリーについては、2026年から指定野菜に追加されるほど高い栄養価が注目されているため、ぜひ摂取するべきです。

冬野菜の効果的な食べ方

歯周病予防の一環として冬野菜を摂取する際には、なるべく多くの栄養を摂取できる食べ方を心掛けましょう。

まずおすすめなのが、鍋として食べることです。
冬野菜に多く含まれるビタミンCは水に溶ける水溶性のため、スープや鍋にして汁ごと摂取することで、溶け出した栄養を逃がさずに取り込めます。

また鍋やスープであれば、冬野菜以外にも肉や魚、加工食品などの具材を入れることができます。
歯周病予防を徹底する場合、特定の栄養素だけでなく、多くの栄養素をバランス良く摂取することが求められます。

さらに冬野菜を食べるときは、ある程度歯ごたえを残しておくことも大切です。
鍋やスープでもやわらかくに過ぎず、適度な噛み応えを残すことにより、唾液による口内の洗浄効果を高められます。

まとめ

歯周病予防は決して簡単ではありません。
さまざまな習慣において予防することを心掛けなければ、自覚症状がないまま歯周病が進行し、いつの間にか重症化していることもあります。
そのため、冬野菜などの効果的な食材を採り入れつつ、自宅でのブラッシングや歯科クリニックでのスケーリング、ルートプレーニングを行うことが求められます。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病と膵臓がんの関係について

歯周病は、あらゆる疾患と関係があることで知られています。
特に有名なのは糖尿病で、歯周病と糖尿病は相互に関係する疾患としてセットで語られることも多いです。
また歯周病は、がんとも関係があるとされています。
今回は、歯周病と膵臓がんの関係について解説します。

膵臓がんの概要

膵臓がんは、文字通り膵臓のがんであり、初期症状が現れにくく早期発見が難しいとされています。
腹痛や背中の痛み、黄疸や体重減少、糖尿病の新規発症や悪化などが主な症状として知られています。

また膵臓がんの直接的な原因は完全には解明されていませんが、喫煙や糖尿病などの疾患、家族歴や肥満が関係しているとされています。

ちなみに膵臓がんの診断には、腫瘍マーカーなどの血液検査や腹部超音波検査、CTやMRIなどの画像検査、内視鏡検査などが用いられます。

歯周病と膵臓がんの関係性

歯周病を発症すると、慢性的な炎症が血流を通じて全身に広がり、膵臓を含む他の臓器にも影響を与える可能性があります。
この炎症性物質が、がん細胞の発生や増殖を促進する一因になるという説があります。

また歯周病菌を引き起こす特定の口内細菌、特に有名なジンジバリス菌などは、膵臓がんのリスク増加と相関関係にあることが示されています。
具体的にはこれらの細菌が血流を通じて膵臓に到達し、発がんプロセスに関与する可能性が指摘されています。

さらに、歯周病を発症している方の口内には、ニトロソアミンと呼ばれる発がん性物質が多く含まれる可能性があり、これが膵臓がんのリスクを高めるという見解もあります。

歯周病と膵臓がんの関係におけるポイント

前述の通り、歯周病と膵臓がんは深い関係にありますが、あくまで歯周病はリスク因子の一つにすぎません。
膵臓がんの原因には、他にも喫煙や糖尿病、肥満や加齢などが複合的に関連しています。

また歯周病は膵臓がんだけでなく、全身の健康に影響を及ぼす慢性疾患です。
そのため、まずは歯周病を適切に予防・治療することが大切です。

定期的な歯科検診と適切なセルフケアは、歯周病の改善だけでなく、将来的に他の全身疾患のリスク低減にもつながる可能性があります。

まとめ

歯周病の本当の怖さは、口内環境を乱してしまうことではなく、悪化することによって全身にまで症状が拡大することです。
それにもかかわらず、世の中には徹底的に歯周病を予防しようと考える方が少ないのが現状です。
また歯周病は、一度発症すると完治させることが難しいため、本来であれば虫歯以上に予防することを意識して生活することが求められます。

【上尾の歯医者で歯周病治療】スケーリングで麻酔が不要なケースと必要なケース

歯科クリニックで行われる代表的な歯周病治療と言えば、やはりスケーリングが挙げられます。
スケーリングは、専用の器具でプラークや歯石を取り除く施術であり、大幅に歯周病の症状を改善できます。
今回は、スケーリングで麻酔が不要なケースと必要なケースについて解説します。

スケーリングで麻酔が不要なケース

スケーリングは、専用の器具で歯や歯茎の汚れを削り取りますが、必ずしも麻酔が施されるとは限りません。

例えば歯茎よりも上に付着している歯石を除去する場合や、軽度の歯肉炎の場合などは、通常麻酔が使用されないことが多いです。
このようなケースでは、汚れを除去してもそこまで痛みが生じることがないからです。

ただし痛みはほとんどなかったとしても、スケーラーという器具が触れたことにより、多少出血が見られることは考えられます。
出血に関しては、施術の途中にうがいをして口内をキレイにする時間が設けられます。

スケーリングで麻酔が必要なケース

スケーリングで麻酔が必要なケースとしては、まず歯茎の下の歯石を除去するケースが挙げられます。

歯周病が進行し、歯茎の奥深くにまで歯石が及んでいる場合、器具が歯茎の内部に触れるため、痛みや不快感を伴います。
このような施術はルートプレーニングと呼ばれ、通常麻酔を用います。

また歯茎の上側の歯石除去であっても、知覚過敏が強い方や痛みに不安がある方には、歯科医師の判断で麻酔を施すこともあります。
もちろん、患者さんの自己申告があれば、麻酔を使用してもらうことができます。

ちなみに、口内に付着している歯石の量が多い場合も、患者さんの負担軽減のために麻酔を使用するのが一般的です。

スケーリングで使用される麻酔の種類

スケーリングで使用される麻酔は、主に局所麻酔です。
こちらは一般的な虫歯治療などで用いられるものと同じです。

正確には、まず表面麻酔が施されるケースが多いです。
こちらは注射針を刺す痛みを軽減するために、歯茎の表面にジェルやスプレーを塗布して麻痺させるものです。

その後、施術を行う範囲に直接局所麻酔を駐車し、治療中の痛みを効果的に抑えます。

まとめ

スケーリングを受けたいものの、痛みに不安があってなかなか施術を受けられないという方もいるかと思います。
軽度の歯肉炎の場合、そこまでスケーリングは痛みを伴いませんし、もし痛みに敏感なのであれば、歯科医師に相談して麻酔を使用してもらうこともできます。
もちろん、麻酔をしても施術中の違和感が気になるという場合は、遠慮なく手を上げるなどして伝えるべきです。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病とコロナの関係性について

歯周病は、悪化すると全身疾患にもつながる非常に厄介な口腔疾患です。
また厄介な疾患でいうと、一時期記録的な猛威を振るった新型コロナウイルス感染症も挙げられます。
コロナの話題は近年少しずつ減っていますが、いまだに感染例は多く存在します。
今回は、歯周病とコロナの関係性について解説します。

歯周病とコロナの関係性

歯周病を発症している方は、そうでない方に比べてコロナに感染する確率が約2.8倍高いというデータがあります。

また歯周病患者の方は、コロナによる死亡リスクが約8.8倍、人工呼吸器の使用リスクが約4.4倍、集中治療室への入院リスクが約3.3倍高まるとされています。
つまり、歯周病を患っている場合、コロナが重症化するリスクが高いということです。

歯周病がコロナのリスクを高める仕組み

歯周病は、歯周病菌という細菌によって引き起こされる感染症です。

歯周病菌が分泌する酵素などにより、ウイルスが口や喉の粘膜細胞と結合しやすくなる可能性があります。
ここでいうウイルスには、新型コロナウイルスが含まれています。

具体的には、炎症を起こした歯周組織において、新型コロナウイルスが細胞に付着する際に利用するACE2(アンジオテンシン変換酵素2)受容体が増加していると言われています。
これにより、ウイルスが口の中から全身へ広がりやすくなると考えられています。

また歯周病による口内の慢性的な炎症や出血は、全身の免疫力に影響を与え、ウイルスに対する防御機能を弱める可能性があります。

歯周病によるコロナの悪化対策について

歯周病によるコロナの悪化を防ぐには、シンプルに歯周病とコロナの両方の対策を取るしかありません。

まず歯周ポケットのプラークをしっかり除去するために、適切な歯ブラシやブラッシング方法で丁寧に磨きましょう。

また歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯ブラシだけでは届きにくい部分の汚れも効果的に落とせます。

さらに、ブラッシングとあわせてうがい薬なども活用し、口内を清潔に保ちましょう。

ちなみに、歯科クリニックで定期検診を受ける際は、徹底した換気や消毒といった感染症予防対策が講じられたところを選ぶべきです。

まとめ

冒頭でも触れたように、歯周病は悪化することによってさまざまな全身疾患のリスクを高めるものです。
またコロナのように、歯周病を患うことによって悪化のリスクが高まる疾患も存在します。
特にコロナの場合、歯周病であることが原因で入院したり、最悪の場合死亡したりすることも十分考えられます。
そのため、日々自宅や歯科クリニックにおいて、歯周病予防や感染症予防を徹底すべきです。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病と抜け毛の関係性とは?

歯周病は、さまざまな全身疾患と関係していることで知られています。
代表的なのは相互関係のある糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎といった疾患です。
また歯周病は、抜け毛の原因になることもあると言われています。
今回は、歯周病と抜け毛の関連性について解説します。

歯周病と抜け毛の関係性

歯周病の症状は口内だけの問題にとどまらず、歯周病菌やそれによって引き起こされる炎症性物質が血流に乗り、全身に広がる可能性があります。

またこのような慢性的な炎症が、円形脱毛症やAGAを含む脱毛症の発症に関与しているという報告があります。

円形脱毛症は、免疫細胞が誤って毛根を攻撃してしまうもので、円形や楕円形の境界がはっきりした脱毛斑が局所的かつ短期間で現れるのが特徴です。
年齢や性別に関係なく、誰にでも起こり得ます。

AGAは、男性型脱毛症とも呼ばれるもので、生え際や頭頂部から始まり、徐々に薄毛が進行していくというものです。

血行不良やホルモンバランスも影響を与える

歯周病の炎症が血管にダメージを与えると、髪の毛の成長に必要な栄養や酸素が毛根に届きにくくなります。
これにより、髪が弱くなって抜け毛が増える可能性があります。

また、歯周病が全身のホルモンバランスに影響を及ぼす可能性も示唆されていて、こちらも脱毛の一因になると考えられています。

さらに、口内の細菌バランスの乱れが、全身の健康だけでなく髪の健康にも影響を与える可能性が指摘されています。

歯周病による抜け毛を防ぐには?

歯周病から来る抜け毛を防ぐには、まず適切な歯周病治療を受けなければいけません。
治療を受けて歯茎の炎症が治まることで、抜け毛も解消される可能性があります。

またバランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理など、健康的な生活習慣は口内の健康と頭皮の健康の両方に良い影響を与えます。

ちなみに、歯周病治療や生活習慣の改善を行っても抜け毛が見られるという場合、自己判断せずに専門の医療機関で相談することをおすすめします。
抜け毛や薄毛の原因は多岐にわたるため、歯科クリニックではなく皮膚科やAGAクリニックなどの力を借りることも必要です。

まとめ

歯周病が原因で抜け毛が起こることは、そこまで症例として多いわけではありません。
しかし、歯周病が引き起こす弊害として、抜け毛があるということは頭に入れておくべきです。
また抜け毛が起こっている場合、歯周病は原因の一つに過ぎず、その他の原因が非常に大きい場合もあります。
そのため、まずは専門の医療機関に相談し、どのような疾患で抜け毛が起きているのかを明確にすることが大切です。

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