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【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病と冷凍食品の相性が悪い理由

歯周病はチョコレートやクッキーといった糖分の多い食品、やわらかく歯に付着しやすい食品を頻繁に食べることで発症しやすくなります。
また冷凍食品についても、歯周病との相性が良くないことで知られています。
今回は、冷凍食品の摂取が歯周病のリスクを高めてしまう理由を中心に解説します。

冷凍食品が歯周病のリスクを高める理由

冷凍食品は加工食品であり、ビタミンやミネラルといった重要な栄養素が不足しがちです。
そのため、頻繁に摂取していると免疫力が低下します。

また免疫力が低下すると、歯周病菌への抵抗力が弱まり、菌が増殖して歯周病を発症しやすくなります。

もちろんすでに歯周病の初期症状が出ている方は、歯茎の炎症や出血、歯を支える骨の破壊といったさまざまな症状が悪化するおそれがあります。

冷凍食品が口内に与えるその他のデメリット

冷凍食品には硬いものや辛いもの、酸味の強いものなどもあり、これらは歯茎だけでなく歯や口腔粘膜を刺激し、炎症を起こす可能性があります。

また冷凍食品に含まれている食品添加物には、アレルギーや過敏症の原因になるだけでなく、口内環境に影響を与えるものもあります。

さらに、冷凍食品を解凍する際には、ドリップと呼ばれる水分が出ることがあります。
こちらには栄養分やうま味成分が含まれているため、解凍時に流れ出てしまうことにより、口内環境を良くするための栄養が損なわれることも考えられます。

冷凍食品におけるその他のデメリット

冷凍食品は、冷凍や解凍の過程において食品の細胞が破壊され、食感が悪くなることがあります。
特に、水分を多く含む野菜はこの傾向が強いです。

また同量の生鮮食品と比較すると、冷凍食品の方が割高になることも多いですし、国産ではなく輸入原材料を使用している冷凍食品も多々あります。

さらに、冷凍食品には冷凍焼けのリスクもあります。
冷凍焼けは、冷凍食品の表面が乾燥し、変色・変質してしまう現象です。

冷凍焼けが起こると、見た目が悪くなるだけでなく、食感が悪化したり風味が劣化したりすることがあります。
さらに冷凍焼けによって酸化した脂肪は、長期間にわたって摂取すると健康に悪影響を及ぼすことが考えられます。

まとめ

冷凍食品は温めるだけで気軽に食べられるため、おかずを1品増やしたいときやお弁当などに使用する方も多いかと思います。
しかし、毎日のように冷凍食品を食べていると、確実に歯周病の発症リスクは高くなります。
また口内環境全般に悪影響を与えることや、摂取するにあたって問題が生じることもあるため、なるべく生鮮食品をメインに摂取すべきです。

【上尾の歯医者で歯周病治療】カップラーメンが歯周病を悪化させる理由

カップラーメンは、お湯さえ用意できれば手軽に食べられる加工食品です。
料理をする時間がない方などは、ついつい食事をカップラーメンで済ませる機会も多くなりますが、こちらには歯周病を悪化させるリスクがあります。
今回は、カップラーメンと歯周病の相性が悪い主な理由について解説します。

糖質や塩分が多い

カップラーメンには、糖質や塩分が多く含まれています。

糖質は歯周病菌のエサであり、プラークを形成する原因となるため、摂取することで歯周病は悪化します。
そのため、カップラーメンを食べる機会が多いほど歯周病悪化のリスクも高まります。

また塩分については、免疫力を低下させる働きがあります。
歯周病は、歯周病菌という細菌に感染することによって生じる感染症です。
つまり免疫力が低下すると、身体が歯周病菌にうまく対抗できなくなり、歯周病がどんどん進行してしまうということです。

麺がやわらかい

カップラーメンは、お湯を入れて数分待つことで、乾麺が水分を吸って食べられるようになります。
またこの麺はやわらかめであり、歯に残りやすい性質があります。

食べカスが歯に残ると、時間が経過するにつれて少しずつプラークに変化していきます。
プラークはいわば細菌の温床であり、歯周病を予防するにあたっては絶対に増やしてはいけないものです。

さらに、プラークの状態になっても口内から除去されない場合、石のように硬い歯石というものに変化します。
歯石は自宅でのブラッシングでは取り除けないため、歯科クリニックで歯周病治療を受けない限り、歯周病の進行は継続します。

栄養バランスが悪い

カップラーメンは栄養バランスが悪く、こちらも歯周病を悪化させる原因です。

前述の通り、カップラーメンは糖質や塩分を多く含んでいます。
一方でビタミンやミネラル、食物繊維などは不足しています。
身体のあらゆる組織をつくるタンパク質についても、カップラーメンだけでは十分に摂取できません。

また摂取する栄養が偏ると、免疫力が低下して体調不良につながるおそれがあります。
さらにこのような不健康な状態は、歯周病菌が活発に動き、症状を悪化させる原因にもなります。

まとめ

カップラーメンの手軽さは、忙しい日々を送る方にとって非常にありがたいものです。
しかし、頻繁に食べると歯周病の悪化が顕著になるため、注意してください。
またカップラーメンには生活習慣病のリスクも潜んでいるため、食べるとしても数日に1回にしておきましょう。
ちなみにカップラーメンだけでなく、当然カップ焼きそばやカップうどんなどにも気を付けるべきです。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病予防効果のある香辛料について

歯周病を予防する方法としては、正しいブラッシングや禁煙、生活習慣の改善などが挙げられます。
ここでいう生活習慣の改善には、食生活の改善や歯周病予防効果のある食べ物の摂取も含まれています。
また香辛料の中には、歯周病を予防できるものがあります。
今回は代表的な香辛料とそれぞれの効果について解説します。

ターメリック

ターメリックは、ショウガ科ウコン属の多年草です。
日本では、単純にウコンと呼ばれることも多いです。

根茎を乾燥させて粉末状にしたものが一般的に使われるため、土のような香りが特徴です。

主にカレーライスの色味付けに使用されますが、ターメリックには高い歯周病予防効果が期待できます。

ターメリックに含まれるクルクミンは、抗菌作用と抗炎症作用を持ち、歯周病菌の増殖を抑え、症状を緩和してくれます。

クローブ

クローブは、インドネシアのモルッカ諸島原産の常緑樹です。

樹高は10m以上にもなり、夏と冬の年2回、ピンク色の小さな花を咲かせます。
そのつぼみを開花する直前に摘み取り、乾燥させたものが香辛料として使用されています。

またクローブは、甘く濃厚な香りが特徴であり、主に肉料理との相性が良く、歯周病を予防できるスパイスとしても知られています。

クローブは抗菌作用があり、歯周病の症状を緩和するだけでなく、口臭も予防してくれます。
さらに、クローブの粉末は漢方では芳香性健胃薬として用いられていて、消毒作用や鎮痛作用もあります。

そのため、歯周病だけでなく虫歯の予防や症状改善にも効果を発揮します。

コリアンダー

コリアンダーは、地中海沿岸が原産とされるセリ科の一年草です。
日本ではパクチーと呼ばれることも多く、葉や茎はハーブや葉野菜として、種子は乾燥させて香辛料として使用されます。
コリアンダーというのは、主に英語圏の呼び方です。

またコリアンダーには、歯周病の原因となる細菌の増殖を抑える効果があります。
さらに歯茎の炎症を和らげる効果や、活性酸素を抑制し、歯周病の進行を遅らせる効果なども期待されます。

ちなみに、コリアンダーには体内の有害金属を排出するキレート効果があるため、歯周病の原因となる物質の蓄積を抑制できる可能性もあります。

まとめ

歯周病は、丁寧にブラッシングをするだけで簡単に予防できるものではありません。
もちろんブラッシングは必要なケアの一つですが、生活習慣の改善や歯科クリニックへの通院などもあわせて行うことで、はじめて総合的に予防できます。
また今回解説したターメリックやクローブ、コリアンダーなどの香辛料のように、食事から歯周病予防の効果を得ることも可能です。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯石取りを行わないとどうなるのか?

歯石取りは、歯の表面や根元に付着した歯石を歯科医師、歯科衛生士が専用の器具で除去する処置です。
通常は超音波スケーラーが使用され、振動で歯石を砕くようにして少しずつ除去していきます。
では、歯石取りを一切行わない場合、どのような影響があるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

歯周病の発症・進行

歯石取りを一切行わない場合、歯周病を発症したり、進行したりする可能性が高まります。

歯石は一度口内に付着すると、ブラッシングでは落とすことができません。
つまり、歯科クリニックで除去しない限り、付着したままの状態になるということです。

また歯石は歯茎に炎症を引き起こし、歯周病の原因になります。
さらに歯周病が進行すると、歯と歯茎の間にポケットが形成され、そこにも細菌が繁殖します。

最終的には歯周組織や顎の骨を破壊し、歯がぐらついたり、ポロッと抜け落ちたりすることにもつながります。

口臭

歯石を除去せずに放置していると、口臭を引き起こします。
こちらは歯石内の細菌が発生させる有害なガス、歯石による歯茎の出血、歯茎が腫れて形成される膿などが原因です。

歯周病の細菌が生み出すガスは、腐った卵のような不快なニオイを放ち、口臭を一層悪化させます。

また歯石が歯の周囲に蓄積すると、刺激によって歯茎が傷み、出血することがあります。
歯茎からの出血は血生臭さにつながり、他の口内の異臭と相まって強烈な悪臭を放ちます。

さらに歯茎が腫れて膿が出ると、口臭はさらにひどくなり、周囲の方に不快感を与えることも少なくありません。

歯の形状の変化

冒頭でも触れた通り、歯石は自宅で行うブラッシングでは除去できません。
プラークが石化し、歯にこびりついたものが歯石であるため、除去するには必ず専用の器具が必要になります。

また歯石は放置している限りどんどん蓄積されていくため、歯の表面の形状を大きく変化させてしまうことにもつながります。
このような状態の歯は、当然ブラッシングがしにくく、さらに歯石が溜まりやすくなるという悪循環に陥ります。

ちなみに、歯石が原因で虫歯を発症した場合も、穴が開いて形状が変化することがあります。

まとめ

歯石取りについては、歯科クリニックで定期的に受ける検診のときに行ってもらうことができます。
そのため、特に口内に異常を感じていなくても、3ヶ月に1回程度は歯科クリニックに通いましょう。
またこのときは歯石を除去するだけでなく、口内を総合的に検査してもらえます。
もし虫歯などが見つかればすぐ治療に移ることができるため、そういう意味でも定期検診は重要です。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病の悪化が引き起こす敗血症とは?

歯周病は、老若男女問わず罹患の確率が高い感染症として知られています。
また歯周病における特徴の一つに、関連する全身疾患が多いということが挙げられます。
つまり歯周病が原因で、他の病気にかかってしまうということです。
今回は、歯周病の悪化が引き起こす敗血症について解説します。

敗血症の概要

敗血症は、感染症によって体内の主要な臓器の機能が低下する疾患です。
具体的には細菌やウイルスなどの病原体による感染が全身に広がり、心臓や肺、腎臓などの臓器に炎症や障害を起こします。

ここでいう感染症には歯周病、細菌には歯周病菌が含まれています。

また敗血症になると、全身の震えや悪寒、発熱といった初期症状が見られるようになります。
そこからさらに進行すると、心拍数の増加や血圧の低下、呼吸困難や意識障害などが現れることもあります。

歯周病が敗血症につながる仕組み

歯周病を発症すると、歯茎に炎症が起こって赤くなったり腫れたりします。
ある程度進行した歯周病の場合、歯周ポケットも深くなっています。

また食事やブラッシングの際、深くなった歯周ポケット内の細菌が血管に侵入し、菌血症を引き起こします。
菌血症は、本来無菌であるはずの血液中に細菌が混入する状態です。

その後菌血症が全身に広がり、感染症がコントロールできなくなると、敗血症に発展します。
敗血症は、腎不全や敗血症ショックなど、重症化すると命に関わることがあります。
日本の場合、重症敗血症を患った3人に1人は死亡すると言われています。

特に、歯周病で歯を10本以上失った場合、敗血症の死亡リスクは5割以上も増加するとされています。

もちろん、すべての歯周病が上記のようなルートを辿るわけではありませんが、発症の可能性は十分にあります。

歯周病から来る敗血症の予防法

敗血症を予防するためには、まず歯周病の発症を予防しなければいけません。

具体的には日常的なブラッシングや歯科クリニックでの定期検診、歯周病の原因となる細菌の除去などが必要になります。

また歯周病を発症してしまった場合は、早期に治療しなければいけません。
歯周病が重度にまで進行した場合は、抜歯で対応することもあります。

まとめ

歯周病の怖いところは、敗血症など命に関わる疾患につながる可能性があるものの、なかなか発症していることに気付かないという点です。
虫歯とは違い、痛みなどのわかりやすい症状はなかなか出ないため、早期発見・早期治療のためには定期検診を欠かさず受けるしかありません。
もちろん、ブラッシングは欠かさず行い、必要に応じて歯科クリニックでプラークや歯石も除去してもらうことをおすすめします。

【上尾の歯医者で歯周病治療】魚が歯周病予防に効果的な理由

歯周病予防を徹底するには、ブラッシングや歯科クリニックでのプロフェッショナルケアだけでなく、食生活も見直さなければいけません。
食材から摂取する栄養素により、歯周病になりにくい歯茎をつくることができます。
今回は、魚が歯周病予防に効果的な理由を中心に解説します。

カルシウムが豊富

歯周病予防として魚を摂取すべきなのは、なんといってもカルシウムが豊富に含まれているからです。
特に骨ごと食べられる魚は、カルシウムを多く摂取できます。

カルシウムを摂ることにより、歯槽骨を強化できたり、歯周病菌の増殖を抑えたりすることができます。
さらに口内の免疫力を向上させ、歯周病にかかりにくい環境を整えます。

ちなみに、カルシウムは魚の骨だけでなく、皮やその周辺についている身にも多く含まれています。
そのため、噛み砕けないほど大きな骨以外は、なるべく食べることをおすすめします。

オメガ3脂肪酸が含まれている

魚類にはオメガ3脂肪酸というものも含まれていて、こちらも歯周病予防に一役買ってくれます。

オメガ3脂肪酸は、体内で生成できない必須脂肪酸です。
こちらは歯周病による炎症を抑えられる効果があります。

特に青魚に含まれるEPAやDHAは、歯周病の炎症を抑制する作用が高いとされています。
そのため、サバやイワシなどの青魚を週に2~3回食べることにより、歯周病は改善されやすいです。

その他魚に含まれる歯周病予防成分について

サケは朝食で食べられることも多い魚ですが、こちらはビタミンDを多く含んでいます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収率をアップさせる働きがあるため、サケを摂取すればより歯茎や歯は丈夫になります。

また日本人にとって馴染み深いマグロには、ビタミンB6が豊富に含まれています。
ビタミンB6は、骨や歯茎の健康を維持する働きがあり、口内炎の予防にも効果を発揮します。

さらに、歯周病予防としておすすめの魚としては、タラも挙げられます。

淡泊な身が特徴のタラには、エナメル質をつくるのに必要な栄養素であるビタミンAが多く含まれています。
その他、ビタミンAには抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用もあります。

まとめ

近年、日本人が魚を食べる機会は減っている傾向にあります。
価格の高さや調理の手間など、つい魚を避けてしまう要因は数多くありますが、歯周病予防をするのであれば積極的に摂取すべきです。
また同じ魚であっても、魚の種類によっては含まれている栄養素に大きな違いがあります。
そのため、食事にはさまざまな種類の魚を採り入れ、同じように肉や野菜も多くの種類を選ぶことをおすすめします。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯茎の色から判断できる健康状態について

自身の口内が健康なのかどうかについては、日々チェックしておきたいポイントの一つです。
また口内の健康状態については、歯茎の色を見ることである程度把握できます。
そのため、毎朝鏡を見てチェックすることをおすすめします。
今回は、歯茎の色別の健康状態や、予想される問題などについて解説します。

薄いピンク色の場合

歯茎が薄いピンク色をしている場合は、歯茎の血行が良く、健康であることを表しています。

また健康な歯茎は、ピンク色でなおかつ触るとしっかりした感触があります。
こちらは、適度に歯茎が締まっている証拠です。

その他、健康な歯茎の特徴としては、表面にオレンジの皮のようなプツプツとした模様が出ることが挙げられます。
健康でハリがある歯茎でなければ、このような模様は出ません。

ただし歯茎の色には個人差があるため、あらかじめ健康な状態の色を知っておくことが大切です。
人によっては、濃いピンク色の状態が健康を表す場合もあります。

赤紫色の場合

歯茎が赤もしくは赤紫色をしている方は、歯周病の疑いがあります。

歯周病を発症すると、歯茎に炎症が起こって血流が増加し、不健康な赤紫色になることがあります。
歯と歯の間にプラークが付着し、歯周組織が破られることも、このような色になる原因です。

またこのような色の歯茎は、ブラッシング後の出血も起こりやすいです。

ちなみに、普段喫煙している方も歯茎が赤紫色になりやすいです。
タバコに含まれる一酸化炭素は、血液中の酸素を減少させ、歯茎の色を悪くします。
さらに、一酸化炭素やニコチン、タールは歯周病を進行させる原因にもなります。

白っぽい場合

歯茎が白っぽく見える場合は、貧血や栄養不良の可能性があります。

歯茎は毛細血管の集まりであり、貧血がひどくなると血色を失って白く見えます。
全体的に白い場合は、栄養が足りていないことも考えられます。

また口内炎や根尖病巣など、白っぽい病変ができていることから、歯茎が白く見えるケースもあります。

ちなみに、歯茎が白い場合でもっとも厄介なのが口腔がんです。
こちらは口内炎と見た目が似ていますが、自然に治ることはないため注意が必要です。

まとめ

歯茎の色がキレイなピンク色をしている場合、特に口内でトラブルは発生していない可能性が高いです。
しかし赤や赤紫、白など変わった色をしている場合、早急に歯科クリニックに相談することをおすすめします。
特に痛みなどがないからといってそのまま放置していると、重度にまで歯周病が進行したり、その他の重大な疾患を患ったりするおそれもあります。

【上尾の歯医者で歯周病治療】あまり知られていない歯周病治療のメリット

歯周病治療のメリットと言えば、歯茎の炎症や出血を抑えられることや、見た目を改善できることなどが挙げられます。

またこれら以外にもメリットはあるため、少しでも歯茎や歯の状態が気になる方は、歯科クリニックで治療を受けることをおすすめします。

今回は、あまり知られていない歯周病治療のメリットを解説します。

 

身体の健康維持につながる

 

歯周病治療は、歯周病の症状を改善させられるだけでなく、身体全体の健康維持にもつながります。

こちらは全身疾患や感染症のリスクが軽減されるからです。

歯周病を放置すると、全身疾患のリスクが高まり、健康寿命が短くなるおそれがあります。

具体的には糖尿病や心臓疾患、誤嚥性肺炎などを発症しやすくなりますが、歯周病治療を受ければこのような心配は少なくなります。

また歯周病を治療することで身体全体の炎症が軽減され、免疫力が向上します。

その結果、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります。

 

認知症を発症しにくくなる

 

歯周病治療を受けることにより、将来認知症を発症する可能性も低くなります。

ここでいう認知症とは、アルツハイマー型認知症のことを指しています。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβという物質が溜まることで発症しますが、こちらの物質は歯周病菌によって生成されることがわかっています。

つまり歯周病を発症している方は、認知症を発症しやすいということです。

一方、歯周病治療を受けて口内の歯周病菌を減少させることで、将来物忘れや性格の変化といったアルツハイマー型認知症の症状が出る心配は少なくなります。

 

ストレスが軽減される

 

歯周病の方は口内の出血や歯茎の腫れなどの症状により、少なからずストレスを抱えているかと思います。

歯周病治療を受ければ、当然これらのストレスは軽減されます。

またストレスが軽減すれば、身体の免疫機能も安定しやすくなりますし、心に余裕が生まれ、日々のセルフケアも丁寧に行いやすくなります。

つまり歯周病が再発するリスクが軽減されるということです。

ちなみにストレスの軽減は、歯ぎしりや食いしばりを減少させ、歯周組織への負担を和らげることにもつながります。

 

まとめ

 

歯周病は世界一感染者数が多い疾患であり、一切症状が出ていないというケースの方が珍しいです。

また痛みなどの自覚症状が少ないことから、発見が遅れたり、つい治療を後回しにしたりしがちです。

しかし、歯周病の放置は生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めに歯科クリニックを受診して治療を受けることが大切です。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯周病が動脈硬化を引き起こす仕組みとは?

動脈硬化とは、簡単にいうと老化によって血管が硬くなり、脆くなることをいいます。

若いうちは血管に弾力がありますが、そのしなやかさは加齢とともに少しずつ失われていきます。

また歯周病を発症すると、動脈硬化を併発する可能性が高くなるとされています。

今回はこちらの仕組みについて解説します。

 

歯周病が動脈硬化につながる仕組み

 

動脈硬化の主な原因は、日常生活におけるストレスや生活習慣の乱れだと考えられていました。

しかし近年は、歯周病もその原因の一つとされています。

血液に侵入した歯周病菌は、血管の内側に炎症を起こし、プラークを蓄積させます。

その結果、血管壁が分厚くなり、動脈硬化につながるという仕組みです。

また動脈硬化を発症すると、血流が悪化して酸素や養分を送ることができず、脳血管疾患や心疾患などの全身疾患につながるおそれもあります。

 

歯周病とその他の疾患の関係性

 

歯周病は動脈硬化だけでなく、糖尿病や低体重子出産などとも関連性が深いです。

歯周病の状態を放置していると、そこから生まれる毒素や炎症性反応物質が血管を通し、全身に送られます。

これにより、筋肉細胞や脂肪細胞に作用して糖の代謝が妨げられたり、膵臓でつくられるインスリンの働きが弱まったりして、糖尿病を発症します。

また歯周病から来る毒素や炎症性反応物質は、子宮筋に作用して子宮の収縮を早め、低体重児出産や早産のリスクも高めます。

妊娠中は女性ホルモンや悪阻の関係で歯周病を発症しやすいため、注意が必要です。

 

歯周病治療は動脈硬化の予防につながる

 

前述の通り、動脈硬化の原因の一つに生活習慣の乱れが挙げられます。

こちらは歯周病を発症する原因でもあるため、歯周病予防を行うことで、同時に動脈硬化のリスクも軽減できます。

また歯周病予防の基本は、何といっても毎日のブラッシングです。

丁寧なブラッシングでプラークを除去することにより、歯周病菌の活性化を抑えることができます。

ちなみにプラークが石化した歯石については、自宅でのブラッシングでは落とすのが難しいため、歯科クリニックで除去してもらいましょう。

 

まとめ

 

歯周病は世界一感染者数が多い感染症であり、成人の8割以上が感染していると言われています。

つまり、成人の8割以上は、動脈硬化のリスクを抱えているということです。

また糖尿病や低体重児出産など、歯周病はさまざまな合併症を引き起こすため、なるべく早期発見を心掛けましょう。

歯周病は自覚症状が出にくいため、気付いた頃にはすでにある程度症状が進行していることもあります。

【上尾の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングが歯周病対策になる理由について

ホワイトニングの施術を受けると歯を白くすることができるため、歯の着色汚れに悩む人向けの施術であると考える人は多いでしょう。

実際、そのとおりなのですが、ホワイトニングには歯を白くする以外の効果があることをご存じでしょうか。

たとえば、歯周病対策にもなるのです。

一見すると無関係であるように思えますが、ホワイトニングは歯周病にどのように関係するのでしょうか?

ホワイトニングがなぜ歯周病対策になるのか解説します。

 

なぜ歯周病対策になるのか

 

意外に思えるかもしれませんが、ホワイトニングを受けると歯周病対策になるといわれています。

ただし、歯を白くすること自体に歯周病を防ぐ効果があるわけではありません。

それにもかかわらず、なぜ歯周病対策になるといわれているのかというと、ホワイトニングの薬剤に含まれる成分に理由があります。

ホワイトニングで使用する過酸化水素には歯周病の原因菌を減少させる働きがあるのです。

同時にフッ素も含まれているため、歯質を強化することもでき、細菌などが口内に侵入しないよう防止することもできます。

また、ホワイトニングの施術を受けるため、歯科医院に複数回通うことになるため、歯周病になっている場合にはすぐに発見できます。

歯周病は、初期段階であれば比較的簡単に治療できますが、重症化すると完治させるまでに長い時間がかかるのです。

早期発見が重要ですが、初期は自覚症状もないため発見しづらいのです。

しかし、ホワイトニングに通っていれば初期段階で発見できるため、治療にかかる時間も短くなります。

 

ホワイトニング中の歯周病対策

 

ホワイトニングの施術を受けている期間中に歯周病対策をしようと考えた場合、どのような方法があるのでしょうか?

ちなみに、すでに歯周病が発症している場合には、先に治療しなければなりません。

なぜなら、ホワイトニングの薬剤によって知覚過敏になる可能性があるからです。

歯周病や虫歯などのトラブルがない場合には、すぐにホワイトニングの施術を受けられます。

ホワイトニングを受けている最中に歯周病対策をする場合、歯に付着した汚れをしっかりと除去する必要があるでしょう。

歯ブラシだけでは汚れが残ることも多いため、歯の隙間にある汚れもしっかりと落とせるよう、歯間ブラシやデンタルフロスなども使用してください。

毎日しっかりと汚れを落としていれば、歯周病菌が増殖する原因となるプラークや歯石ができにくくなります。

 

まとめ

 

ホワイトニングは歯周病対策にもなるといわれています。

なぜなら、ホワイトニングで使用する薬剤には歯周病の原因菌を減少させる働きがあり、施術を受ける際に口内をチェックするため、歯周病の初期段階で発見して治療できるからです。

ホワイトニング中も、歯の汚れを歯間ブラシやデンタルフロスを使用してしっかりと汚れを落とし、歯周病対策を行ってください。

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