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【上尾の歯医者でセラミック治療】オールセラミックでも汚れることあるのか?

オールセラミックはすべてセラミックでできた素材であり、数あるセラミック素材の中でも審美性に優れています。

また特筆すべきは、その美しさを長期間にわたってキープしやすいという点ですが、オールセラミックでも汚れてしまうことはあるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

 

二次虫歯によって見た目が悪くなることがある

 

オールセラミックの詰め物や被せ物自体は、装着から時間が経過してもほとんど変色が見られません。

しかし合着するためのセメントが劣化し、二次虫歯を発症した場合、治療箇所の見た目は悪くなる可能性があります。

セメントが劣化すると、オールセラミックと天然歯の間に隙間ができます。

そこから虫歯菌が侵入すると、二次虫歯を引き起こしてしまいます。

オールセラミックは、金属の補綴物に比べて二次虫歯のリスクが極端に低いですが、発症すると歯茎などの色は悪くなることがあります。

 

飲食物の影響を受けることも

 

いくら変色しにくいオールセラミックとは言っても、毎日のように着色しやすいものばかり食べていると、黄ばんでしまう可能性は高まります。

例えばケチャップやカレー、ソースなどを口にする機会が多い方は、少しずつオールセラミックの色味を濁らせてしまう可能性が高いです。

またポリフェノールが含まれるコーヒー、ワインなどの飲み物も、オールセラミックを汚してしまう原因になります。

ちなみに飲食物ではありませんが、喫煙も汚れ安くなる原因の一つです。

タバコに含まれるヤニがセラミックに蓄積すると、ブラッシングでは簡単に落とせなくなります。

 

歯茎が後退することでも色味は悪くなる

 

歯茎が下がる現象を歯肉退縮といいますが、こちらもオールセラミックを汚れやすくする原因として挙げられます。

歯肉退縮は、歯周病を発症したときや、単純に年齢を重ねたときに起こる口内トラブルです。

また歯茎が後退すると、オールセラミックと歯の間に隙間ができやすくなり、食べカスや細菌が溜まりやすくなります。

オールセラミックは基本的に汚れが付きにくいですが、このような状況ではオールセラミックと歯の間に変色が見られやすくなります。

 

まとめ

 

オールセラミックは自由診療の補綴物であり、機能性の高さから患者さんに選ばれるケースも多いです。

また汚れが付きにくいことも事実ですが、一切汚れないというわけではないため、注意してください。

もちろん患者さん自身がセルフケアを徹底し、歯科クリニックの定期検診にも欠かさず通っていれば、見た目が悪くなるリスクは大幅に減少します。

【上尾の歯医者でセラミック治療】あまり知られていないオールセラミックのメリット

オールセラミックは、名前の通りすべてがセラミックでつくられている素材です。

限りなく天然歯に近い色と透明感を持ち、機能性や安全性も非常に高いため、セラミック治療では選ばれるケースが多いです。

今回は、あまり知られていないオールセラミックのメリットをいくつか紹介します。

 

歯茎が変色する心配がない

 

オールセラミックは一切金属を使用していないことから、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。

また金属アレルギーだけでなく、メタルタトゥーも予防できます。

メタルタトゥーは、金属製の素材を使用したときに起こる歯茎の黒ずみです。

口内の金属は時間が経過すると徐々に劣化し、イオン化して歯茎に漏れ出てしまいます。

こちらが歯茎を黒くする原因ですが、オールセラミックは装着から時間が経過しても、メタルタトゥーが起こることはありません。

 

寿命が長い

 

オールセラミックには、寿命が長いというメリットもあります。

具体的には、一般的に10~15年は持つと言われていて、適切なメンテナンスをしていればさらに寿命は延びることが期待できます。

セラミック素材には、他にもメタルボンドやハイブリッドセラミックなどがありますが、これらは10年未満で寿命を迎えるケースが多いです。

メタルボンドは金属を含む素材であり、ハイブリッドセラミックはレジンが混合しているため、どうしてもセラミック100%のオールセラミックよりは寿命が短くなります。

そのため、少しでも長く同じ補綴物を使いたいという方には、オールセラミックがおすすめです。

 

前歯の修復に向いている

 

オールセラミックは、高い審美性と耐久性から、前歯を修復する際の素材として選ばれやすいです。

前歯は外から見たとき、もっとも目立ちやすい部分の歯です。

そのため、修復する際はなるべく審美性が高い素材を選ぶことが求められます。

また前歯は食べ物を噛み切るときに使う歯であるため、耐久性がある素材でなければすぐに劣化してしまいます。

これらのいずれの条件も満たすオールセラミックは、前歯の問題を解決したいという方にとって、特に優れたセラミック素材だと言えます。

 

まとめ

 

セラミック治療と一口に言っても、使用する素材は歯科クリニックや患者さんの要望によって変わってきます。

またオールセラミックについては、セラミック素材の中でもメリットの多いものであるため、必ず選択肢の一つに入れておきたいところです。

もちろん、ジルコニアなど他にも優れたセラミック素材はあるため、各素材の特徴については事前に把握しておきましょう。

【上尾の歯医者でホワイトニング】デュアルホワイトニングをおすすめできない人とは?

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングに次ぐ第三の方法に、デュアルホワイトニングがあります。

こちらは前述した2種類のホワイトニングを合わせたもので、より漂白効果を実感しやすいです。

しかし、すべての方に向いているとは限りません。

今回はデュアルホワイトニングをおすすめできない方の特徴を解説します。

 

予算が少ない人

 

「ホワイトニングで歯を白くしたいけど、予算が少ない…」

このような方にはデュアルホワイトニングをおすすめできません。

なぜなら、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、2種類分の費用がかかるからです。

デュアルホワイトニングの費用相場は、50,000~100,000円ほどです。

ホームホワイトニング単品が20,000~50,000円、オフィスホワイトニング単品が20,000~70,000円であることを考えると、決して安い施術とは言えません。

 

知覚過敏の症状が出やすい人

 

普段から知覚過敏の症状が出やすいという方にも、デュアルホワイトニングは向いていないと言えます。

こちらは、2種類の薬剤でアプローチする方法であることが理由です。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは、施術方法が異なるだけでなく、使用する薬剤も異なります。

前者は濃度が高めの薬剤を使用するため、施術後には一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。

またホームホワイトニングの薬剤は比較的濃度が低めですが、複数の薬剤を使用する以上、知覚過敏を発症するリスクはなかなか避けられません。

そのため、知覚過敏になりやすく、なおかつ痛みに敏感な方は避けるべきだと言えます。

 

イベントまで期間が空いている人

 

結婚式や面接など、大事なイベントに合わせてホワイトニングを行うという方は多いです。

しかし、イベントまでまだ期間が空いているという方は、デュアルホワイトニングではなくホームホワイトニングでも十分間に合います。

例えば結婚式まで3ヶ月以上空いている場合などは、濃度の低い薬剤を使用するホームホワイトニングを受け、刺激を抑えつつじっくりと歯を白くしていくのがおすすめです。

逆にイベントまで残りわずかの方は、即効性の高いデュアルホワイトニングが向いています。

 

まとめ

 

少しでも早く歯を白くしたい方には、デュアルホワイトニングがおすすめの方法ですが、施術を受ける前にはデメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

費用は他のホワイトニング方法よりも高くなりますし、薬剤によって歯や歯茎などの歯周組織に与える負担は大きくなります。

自身の要望や状況を整理し、歯科医師に相談した上で、最適な方法を選択してください。

【上尾の歯医者でホワイトニング】市販のホワイトニング剤をおすすめしない理由

歯科クリニックで取り扱われるホワイトニングには、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどがあります。

これらは自由診療であることから、市販のホワイトニング剤を購入し費用を抑えようと考える方がいますが、それはおすすめできません。

今回は、市販のホワイトニング剤をおすすめしない理由を解説します。

 

効果が出にくい

 

市販のホワイトニング剤は、歯科クリニックで使用されるホワイトニング剤と比べて効果が出にくいです。

なぜなら、配合されている成分に違いがあるからです。

歯科クリニックでは、過酸化水素という成分が含まれた薬剤を使用できるため、とても美しい見た目に仕上がります。

一方、市販のホワイトニング剤には過酸化水素が含まれていません。

そのため、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングほどの効果を実感できない可能性が高いです。

 

白さがまばらになりやすい

 

市販のホワイトニング剤で歯を白くする場合でも、ある程度の効果が出る可能性はあります。

しかし、仮に以前より歯が白くなったとしても、白さはまばらになりやすいです。

特に歯科医師が施術を行うオフィスホワイトニングに比べると、プロではない患者さん自身が行うホワイトニングは、仕上がりのキレイさでは劣ります。

そのため歯列全体を見たとき、一部だけ白くなり、一部だけあまり効果が見られないということも起こり得ます。

もちろん、まばらな仕上がりになると、以前よりも歯の審美性が悪くなってしまうことも考えられます。

ちなみに歯の詰め物などの人工物については、一切ホワイトニング効果を得られません。

 

口内状況を確認してもらえない

 

患者さん自身で市販のホワイトニング剤を使用する場合、事前に口内状況を確認してもらうことができません。

そのため、虫歯などの症状があるままホワイトニングを始めてしまい、効果が出ないことも考えられます。

また施術前だけでなく、施術中に発生したトラブルについても、セルフホワイトニングの場合はすべて患者さん自身で対応しなければいけません。

つまり製品選びから施術、アフターケアまで、すべてが自己責任だということです。

 

まとめ

 

歯科クリニックのホワイトニングは、確かに他の施術に比べて少し金額は高いかもしれません。

それでも、歯科クリニックならではの技術や安心の下で治療を受けられることを考えると、決して割高な施術ではないと言えます。

逆に言えば、市販のホワイトニング剤の使用はコストを抑えられる代わりにリスクが大きくなるため、安易に使用しないようにしましょう。

【上尾の歯医者・ホワイトニング】ホワイトニングの若返り効果について

歯を白くする治療の代表格であるホワイトニングは、アメリカを中心に広まり、現在では日本でも一般的なものとなっています。

また、こちらは元々高齢の方のアンチエイジングのために導入されたものだと言われています。

今回は、ホワイトニングが持つ若返り効果について解説します。

 

肌を白く見せる

 

ホワイトニングを行うことにより、以前よりも白い歯が手に入りますが、白い歯は肌も白く見せる効果があります。

こちらが若返りにつながる理由の一つです。

顔の中で白くできる部分は歯だけであり、こちらの審美性がアップすると、顔全体に優しく波及していきます。

特に普段メイクをする女性の場合、メイクをしている段階で以前より若返ったような気持ちになることが多いです。

一方歯が黄ばんでいると、肌も全体的にくすんでいるように見える可能性があります。

 

積極的なコミュニケーション

 

ホワイトニングで歯を白くすることにより、以前よりも積極的にコミュニケーションを取るようになります。

こちらは、自分の見た目に自信を持てるようになるからです。

歯の色がくすんでいると、どうしても歯を見せないようにするために、表情がぎこちなくなります。

このような状況が続くと、次第にコミュニケーションを取るのが億劫になっていきます。

一方歯を白くすれば、思いっきり口を開けて会話をしたり、笑ったりすることができます。

また日頃から会話などによって口の筋肉を鍛えることで、若々しい表情を手に入れることができます。

 

白い歯を維持しようとする

 

一度ホワイトニングを行った方は、その白い歯をできる限り維持しようと考えます。

こちらも、ホワイトニングが若返りにつながる理由の一つです。

例えばブラッシングを徹底することにより、着色の原因を遠ざけたり、コーヒーなどの歯が黄ばみやすい食品を避けたりといった行動です。

また定期的に歯科クリニックに通い、歯のクリーニングを行うケースも多くなります。

こういった対策は、歯の白さを維持するためにはとても重要なことです。

もちろん、歯の白さを維持できるということは、前述の通り見た目全体の美しさを維持できるということになります。

 

まとめ

 

ホワイトニングに興味がある方は、「歯を白くすることで口元の見た目を良くしたい」と考えていることでしょう。

もちろんこちらの考えは間違っていませんが、実際は若返りというさらに大きなメリットがあります。

ホワイトニングは、何度か施術を行わなければ十分な効果が出ないことが多いですが、若返りに興味がある方は辛抱強く施術を継続させましょう。

【上尾の歯医者でホワイトニング】ホワイトニング効果の持続性を徹底比較

歯に付着している着色汚れを落とす場合はホワイトニングが効果的です。

しかし、ホワイトニングの効果は一度受ければいつまでも続くというわけではありません。

効果がいつまで続くのか気になる人も多いのではないでしょうか?

ホワイトニングの効果はどのくらい続くのか、施術ごとに解説します。

 

施術ごとの効果の持続性の違い

 

ホワイトニングには、歯科医院で受ける施術と自宅で行う施術、両方を併用して行う施術の3種類があります。

いずれもホワイトニングですが、効果の持続性はそれぞれ異なるのです。

歯科医院で施術を受ける方法をオフィスホワイトニングといい、一度受けるだけでも歯がかなり白くなり、効果は3ヶ月から6ヶ月ほど持続します。

歯科医院から処方された薬剤を使用して自宅で行うのがホームホワイトニングです。

ホームホワイトニングの場合、歯はゆっくりと白くなり、効果は半年から1年ほど持続します。

両方の施術を併用して行うのをデュアルホワイトニングといい、両方のメリットを発揮することができることが大きな特徴です。

効果の持続時間も1~2年と長くなります。

オフィスホワイトニングで希望する白さにしたら、ホームホワイトニングで白さをキープするという方法です。

 

持続性を伸ばすにはどうしたらいい?

 

一度白くなった歯も、時間が経つと色が戻り始めてしまいます。

そのため、「白さをできるだけ長く維持する方法が知りたい」という人も多いでしょう。

ホワイトニングの持続性を伸ばす方法として、まずはこまめに歯を磨くことで飲食物や喫煙による着色を防ぐことが挙げられます。

食事や喫煙のたびに歯を磨いていれば、着色汚れの付着を防止できますが、難しい場面もあるでしょう。

そのようなときには、うがいだけでもしておくことをおすすめします。

着色汚れになりやすい、カレーやワイン、お茶、コーヒー、その他色が濃いものを避けるようにすることでも、ホワイトニングの持続性は伸ばせるでしょう。

喫煙は歯にタールがついて黄ばみの原因となるため、禁煙することでも歯の白さを保つことができます。

また、ホワイトニング効果がある市販の歯磨き粉を使用すれば、着色汚れを抑えることができるでしょう。

さらに、歯科医院で定期的にクリーニングを受けて歯の汚れを清掃してもらうことで、着色汚れも防ぐことが可能です。

 

まとめ

 

歯を白くするためにホワイトニングを受けた場合、気になるのが「白さはいつまで続くのか」ということでしょう。

ホワイトニングの持続性は施術の種類によっても異なりますが、3ヶ月から最大で2年ほどとなります。

普段の生活で着色汚れがつかないよう気をつけていれば、持続性を伸ばすことができるでしょう。

濃い色の飲食物や喫煙などを避け、定期的にクリーニングを受けると、効果の持続性が長くなります。

【上尾の歯医者でホワイトニング】歯にできるシミについて

知らないうちに歯にシミができてしまうことがあるのをご存じでしょうか?

いつの間にか白い斑点や茶色い模様ができていることがあります。

歯にできたシミは、服や皮膚にできたシミよりも落とすのが難しいものです。

歯にできるシミはどうしたら消えるのでしょうか?

歯にシミができる原因と、対処方法を解説します。

 

歯のシミはなぜできるのか

 

白や茶色の模様や斑点などになったシミが歯にできてしまうことがありますが、原因は何でしょうか?

歯にシミができる原因として、エナメル質の形成不全というものがあります。

エナメル質の一部が欠損したり光が透過して白や茶色に見えたりすることがあるのです。

歯に穴が開きそうになると、カルシウムやリンが流出してしまいます。

それにより歯の構造が粗くなるため、通常の部分と光の透過が異なってしまうことがあるのです。

また、溶けた歯が再石灰化する際に色素を一緒に取り込むことで、シミになってしまうこともあります。

歯科医院では、歯質を強化するためにフッ素を塗ることもよくあります。

幼少時に高濃度のフッ素を長時間取り込むと、フッ素症になってシミができてしまうこともあるため注意が必要です。

 

歯にできたシミを解消する方法は?

 

歯にシミができる理由はさまざまですが、どうすれば解消することができるのでしょうか?

その方法として最もシンプルなのがホワイトニングで、茶色いシミだけではなく白いシミも解消することが可能です。

脱灰が原因で歯に白いシミができた場合には、特殊な樹脂を歯に流し込み、周囲と光の透過を合わせるという治療方法もあります。

石灰化が進まない石灰化不全の場合は、牛乳由来のMIペーストという薬剤を歯に塗布するという治療もあります。

他にも、歯の表面を削ったり表面にマニキュアを塗ったりする方法もあり、歯を削る場合はコンポジットレジンを詰めることもあるでしょう。

歯にセラミックでできた薄い板を張り付けて歯を白くする、ラミネートベニヤという方法でも歯を白くすることができます。

 

まとめ

 

ホワイトスポットやブラウンスポットと呼ばれるシミが歯にできることがあります。

原因はさまざまで、通常であれば歯を丈夫にするフッ素がシミの原因となることもあるでしょう。

歯のシミを落として白くしたい場合には、歯を削ったり特殊な樹脂を流し込んだり、あるいはセラミック製の板を張り付けたりする方法もあります。

なかでも有効なのは、やはりホワイトニングでしょう。

【上尾の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングではフッ素が重要!

歯を丈夫にする働きがあるフッ素は、歯科医院でも使用されますが市販の口腔ケアグッズにも含まれています。

また、歯科検診でも歯に塗布されるでしょう。

ホワイトニングにおいてもフッ素は重要です。

ホワイトニングにはフッ素が重要といわれる理由について解説します。

 

フッ素の種類とホワイトニングとの関係

 

フッ素は元素の一種であり、さまざまな食品に含まれていますが、単独で存在していることはなく、フッ化物として存在しています。

フッ化物にはさまざまな種類がありますが、ホワイトニング中はフッ化物の中でもフッ化ナトリウムしか使用できません。

また、フッ化ナトリウムには酸性のものと中性のものがあり、ホワイトニングにおいては中性のものだけ使用できるのです。

他にも、モノフルオロリン酸ナトリウムやフッ化第二スズ、フッ化ジアミン銀、フッ素リン酸などのフッ化物が歯科で使用されています。

フッ化物は種類によって、虫歯予防効果や消毒、小児に使用される虫歯予防や進行の抑制などの効果があります。

いずれの効果も重要ですが、中性のフッ化ナトリウム以外のものは酸性であるため、ホワイトニング前やホワイトニング中は使用を避けた方がよいのです。

 

フッ素はいつ使用すればいい?

 

フッ素は、歯にとって非常に有用な成分ですが、前述したとおり、ホワイトニングを受けているときや受ける前は避けた方がよいといわれています。

では、フッ素を使用するべきタイミングはいつであれば問題ないのでしょうか?

フッ素はホワイトニングが完了してからにしてください。

施術前の歯磨きでは、フッ素が配合されている歯磨き粉を避けることをおすすめします。

できれば、施術の1週間前から使用を控えるとよいでしょう。

なぜなら、フッ素は歯磨きを終えた後も歯に付着して残り続けるからです。

そのため、1週間を目安に歯に付着したフッ素が完全になくなるのを待ち、ホワイトニングを受けてください。

ホワイトニングの施術を終えた後であれば、フッ素が歯に付着しても白くなった歯が元に戻るようなことはないため、使用しても問題ありません。

むしろ、フッ素を塗布することで歯を白くした後の効果が長く保てるようになるため、使用を推奨します。

 

まとめ

 

歯磨き粉にも配合されていることが多いフッ素は、歯を丈夫にする働きがあることで歯科医院でも使用を推奨していますが、ホワイトニングを受ける場合は注意が必要です。

フッ素は基本的に他の元素と結合してフッ化物になりますが、フッ化物の多くは酸性のため、ホワイトニングの働きを阻害してしまいます。

施術がすべて完了した後であればフッ素によってホワイトニング効果が高まるため、積極的に使用してください。

【上尾の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングが虫歯予防対策になる理由について

歯の汚れが気になるときはホワイトニングを受けることで白くなり、見た目を改善することができますが、効果はそれだけではないことをご存じでしょうか?

実は、ホワイトニングには虫歯予防の効果もあるといわれています。

それを聞いても、ホワイトニングと虫歯とが結びつかず、ピンとこない人も多いでしょう。

歯を白くするホワイトニングがなぜ虫歯予防の効果があるのか解説します。

 

ホワイトニングが虫歯予防になる?

 

ホワイトニングの施術を受けると、歯が白くなると同時に虫歯も予防できるといわれています。

歯を白くしても虫歯を防ぐような働きはありません。

では、なぜ虫歯予防になるといわれているのでしょうか?

その理由が、ホワイトニングで使用する薬剤に含まれる過酸化水素です。

過酸化水素には虫歯の原因となる細菌を減少させる働きがあります。

また、ホワイトニングの薬剤にはフッ素も含まれているため、歯質を強化する働きがあります。

それだけでなく、細菌が口内に侵入するのを防ぐ働きもあるのです。

ホワイトニングは1回で終わらないため、複数回歯科医院に通う必要があるというのも、虫歯予防につながる理由です。

ホワイトニングのなかでもオフィスホワイトニングの場合、施術を受けるたびに歯科医院に通わなければなりません。

通院のたびに口内をチェックしてもらうことになり、虫歯になりかかっている歯などを発見できます。

早期発見により、本格的な虫歯になる前に治療できるのです。

また、ホワイトニングによって歯が白く美しくなると「この状態をキープしたい」と考えるようになります。

きれいな口元を維持するために、口内のケアもしっかりと行うようになるのです。

「歯に色がつかないように」と歯磨きを丁寧に行うことが、歯の汚れをしっかりと落とすことにつながるため、虫歯の原因となる歯石やプラークなども減少するでしょう。

 

ホワイトニングを受けている間の虫歯予防

 

まだホワイトニングが終わっていないうちから虫歯予防に取り組むことも可能です。

ただし、注意しなければならないことがあります。

それは、ホワイトニングを受けている間、歯の表面が薬剤の影響によってやわらかくなっているということです。

通常よりもやわらかくなる分、歯は傷つきやすくなっています。

歯を磨く際は、傷つけないように普段より柔らかいブラシを使ってください。

また、磨くときに力を入れてゴシゴシと磨かないように注意しましょう。

ホワイトニング後は、歯の再石灰化を促すフッ素配合の歯磨き粉を使用することをおすすめします。

フッ素により、虫歯予防の効果が高まります。

ただし、歯を磨くだけでは落としきれない汚れもあるため、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用して、隙間の汚れもよく落としてください。

ホワイトニングの施術を受けたばかりのときは、歯の表面が乾燥しているため、再石灰化もスムーズに進められます。

ただし、使用する歯磨き粉や口内のケア用品には注意が必要です。

ホワイトニングの施術が完了した後であれば問題ありませんが、その前に使用するとホワイトニングの効果が出にくくなるため、避けましょう。

 

まとめ

 

歯の汚れが気になったときは、ホワイトニングを受けることで歯を白くすることができます。

ホワイトニングには虫歯予防の効果もあるといわれていますが、使用する薬剤に細菌の増殖を抑制したり、再石灰化を促したりする働きがあるからです。

また、定期的に歯科医院に通うため、初期段階で虫歯を発見することができ、治療もすぐにできます。

ホワイトニングを受けている間は、歯に汚れなどを残さないように気を付けて虫歯を予防しましょう。

【上尾の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングでは過酸化水素が重要!

歯を白くする施術であるホワイトニングで使用する薬剤の主成分が、過酸化水素です。

過酸化水素がどのようなものか知らない人も多いでしょう。

過酸化水素はどのように歯を白くする成分なのでしょうか?

過酸化水素の効果について解説します。

 

過酸化水素とは?

 

水は日常で目にするものであり、化学式がH2Oであることを知っている人は多いでしょう。

水に酸素をさらに加えると過酸化水素と呼ばれるものになり、化学式はH2O2となります。

過酸化水素という名前を聞いても「知らない」「聞いたことがない」という人もいるかもしれません。

しかし、オキシドールであれば聞いたことがある人は多いでしょう。

オキシドールは医療に用いられる過酸化水素の一種です。

実は、過酸化水素がホワイトニングに使用されるきっかけとなったのが、オキシドールなのです。

かつて歯周病を治療するためオキシドールを歯茎に塗っていたところ、誤って歯に付着して白くなるということがありました。

歯を白くする効果があると発見されたことで、ホワイトニングの施術に用いられるようになったのです。

 

なぜ歯が白くなるのか

 

過酸化水素は歯に付着することで歯を白くする効果がありますが、そのメカニズムはいったいどのようなものなのでしょうか?

過酸化水素はカタラーゼという酵素によって分解されます。

知らない人も多いと考えられますが、ほとんどの人は生体内にカタラーゼを持っています。

カタラーゼに触れることで過酸化水素が分解され、大量の酸素が生まれて消毒されるという働きがあるのですが、同時にフリーラジカルという分子、原子も発生します。

フリーラジカルの持つ酸化力によって細菌の構成成分を変え、漂白作用や脱臭作用を発揮して歯を白くするのです。

有機性の着色物質を分解する働きがあるため、歯に付着している汚れを落として漂白していきます。

フリーラジカルは歯を構成している物質の隙間を通って奥まで浸透することができるため、象牙質も白くすることができるのです。

 

まとめ

 

過酸化水素とは水に酸素を加えたもので、医療においてはオキシドールという消毒薬として使われています。

かつて歯茎の消毒に使われていたオキシドールが歯に付着してしまったとき、歯が白くなったことからホワイトニングで用いられるようになったのです。

カタラーゼによって分解された時に発生するフリーラジカルが、歯の着色成分を分解して歯を漂白するという効果をもたらしています。

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