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【上尾市の歯医者】なぜ姿勢の悪さによって歯並びが悪くなるのか?

近年、スマートフォンが普及したこともあり、姿勢が悪い人も増えています。

姿勢が悪いと歯並びにも悪影響があることをご存じでしょうか?

姿勢と歯並びには、一体どのような関係があるのでしょうか?

姿勢の悪さと歯並びの悪さの関係について解説します。

 

正しい姿勢とは?

 

普段、特に意識することなく姿勢を保っている人は多いのではないでしょうか?

自分では正しい姿勢でいるつもりでも、そうではないケースもよくあります。

正しい姿勢とは、どのようなものでしょうか?

理想的な姿勢とは、横から見たときに、くるぶしから耳の位置までまっすぐに揃っていて、背中のカーブが整っており、無理なく維持できている状態です。

まっすぐになっていれば、骨に体重を預けることができるため、無駄な力を入れずに立った状態をキープできます。

反対に、姿勢が悪いと、筋肉で安定させようとするため疲れてしまうのです。

筋肉が疲れると、バランスが崩れてしまいます。

バランスをとるために、腰や背骨が曲がってしまうため、姿勢も歪んでしまうのです。

最近特に増えているのが、ストレートネックです。

ストレートネックは、別名「スマホ首」とも呼ばれています。

ストレートネックの原因は、スマートフォンの長時間使用です。

スマートフォンの使用時に、首を前に曲げた姿勢を長時間続けることにより、首のカーブが失われて、ストレートネックになります。

 

歯並びに与える影響は?

 

姿勢が悪いと歯並びに悪影響があるのはどうしてでしょうか?

理由としてまず挙げられるのは、口呼吸です。

たとえば猫背になった場合、胸が圧迫されて深い呼吸ができなくなります。

その結果、浅い呼吸が増えて、口呼吸をしやすくなってしまうのです。

口呼吸が増えると、口の周りの筋肉や頬の筋肉が衰え、前歯を内側に抑える力が弱まります。

それだけでなく、舌が通常よりも下がり、内側から歯を押す力が不足します。

歯に加わる力が均等でなくなるため、歯並びが悪くなってしまうのです。

さらに、口が開いている時間が長いと、唇が歯を押さえる力が弱くなり、出っ歯になるかもしれません。

口呼吸が習慣づけられてしまうと、睡眠時にも悪影響があります。

寝ているときも口呼吸になり、うつ伏せや横向きといった姿勢をとるようになります。

上顎の歯列が頭の重さで圧迫され、歯列が細長く狭窄した状態になってしまうでしょう。

以上のような悪影響があるため、正しい姿勢をとるよう心がけることが大切です。

 

まとめ

 

姿勢の悪さは、歯並びにも悪影響を及ぼします。

特に注意したいのが、近年増加しているストレートネックです。

ストレートネックの人は猫背になるケースが多くみられます。

猫背になると口呼吸が増え、歯並びに悪影響を及ぼすので注意が必要です。

口呼吸によってうつ伏せや横向きで寝るようになると、頭の重さが歯列に加わります。

歯列にかかる頭の重みも歯並びに悪影響を与えるため、注意しましょう。

【上尾市の歯医者】歯並びに悪影響を与える姿勢に注意してください

姿勢が悪いと、歯並びに悪影響を与えてしまいます。

しかし、どのような場合に、どんな姿勢を取っていると歯並びに悪影響を与えるのか、わからない人もいるでしょう。

今回は、歯並びに悪影響を与える姿勢について紹介します。

どんな姿勢に気をつけるべきか把握し、正しい姿勢を心がけましょう。

 

日常の姿勢で注意すること

 

歯並びに悪影響を与える姿勢は、食事中、スマホを使用しているときなど、シーンによって異なります。

まずは、日常生活と食事におけるNG姿勢について紹介します。

日常生活で気を付けたいのは、鞄をいつも同じ肩に下げたり足をいつも同じ方向に組んだりしていないか、ということです。

なぜなら、同じ肩にばかり鞄を下げたり、同じ方向に足を組んだりしていると、左右のバランスが崩れてしまうからです。

片方だけに負担がかかり、歯並びに悪影響を与えるので注意してください。

また、頬杖にも注意が必要です。

下あごに頭の重さ(成人の頭の重さは約4~6kg)がかかってしまいます。

歯並びが悪くなるだけでなく、噛み合わせもズレるため、頬杖をつかないよう注意してください。

食事をするときは、片方の歯ばかり使って噛まないよう注意が必要です。

左右どちらかの歯ばかりを使って噛んでいると、嚙む側の顎の筋肉に過度の負担がかかり左右のバランスが崩れます。

バランスが崩れると、顎や歯にかかる力が偏り、時間をかけて歯並びに影響するリスクが高まります。

 

スマホを使用しているときの姿勢

 

スマホを使用しているときに注意したいのは、姿勢です。

スマホを使用しているときは、猫背になっていないか注意してください。

猫背になると、背中が丸まり、胸よりも肩が前方にある状態となり、鼻呼吸よりも口呼吸のほうが楽に感じたりします。

口呼吸は歯並びの悪化を招く悪癖の一つです。

また、顔が下向きになることで、舌が前方に出て前歯を押してしまう可能性があります。

さらに、スマホを長時間使用したり、デスクワークでパソコンを長時間使用したりすると、首が真っすぐになるストレートネックになるリスクがあるので気を付けてください。

ストレートネックになると、顎の筋肉にも影響を及ぼし、食いしばりを助長します。

食いしばりは、歯や顎に体重の何倍もの力がかかり歯並びに悪影響を与えます。

 

まとめ

 

姿勢は日常生活や食事中、スマホを使用しているとき、それぞれで注意が必要です。

日常生活の中では、左右のバランスに気をつける必要があります。

なぜなら、顎や歯にかかる力が偏り、いずれは歯並びに悪影響を与えてしまうからです。

スマホを使用するときに最も注意が必要なのは、背中が丸まって猫背にならないようにするという点です。

体のバランスを保ち、背中を丸めないようにしましょう。

【上尾市の歯医者】市販されているホワイトニング歯磨き粉の効果を解説します

自宅で行うホワイトニングをホームホワイトニングといいます。

歯科医院で薬剤をもらって行いますが、中には「市販のホワイトニング歯磨き粉ではできないの?」と考える人もいるでしょう。

市販のホワイトニング歯磨き粉には、歯を白くする効果があるのでしょうか?

市販のホワイトニング歯磨き粉の効果について解説します。

 

ホワイトニング歯磨き粉とは?

 

歯科医院では、ホワイトニングという歯を白くするための施術を行っています。

歯科医院で受けるホワイトニングには過酸化水素などの色素を分解する成分が含まれているため、歯を白くするには最適です。

歯科医院で行うホワイトニングは、歯に付いた色素を漂白していきます。

過酸化水素が色素を分解して色を落とし、エナメル質の構造を変化させて歯を白くする仕組みです。

市販のホワイトニング歯磨き粉にも同様の成分が含まれているのでしょうか?

実は、過酸化水素を十分な濃度で扱うには資格が必要です。

したがって、市販の歯磨き粉の場合は「歯を白くする」と謳っていても、目に見えて歯が白くなるほどには配合されていません。

市販されているホワイトニング歯磨き粉の効果は、歯科医院で行うホワイトニングの施術と比べてほとんど効果がないといえるレベルでしょう。

ただし、ホワイトニング歯磨き粉に意味がないわけではありません。

ホワイトニング歯磨き粉の効果は、歯科医院の施術とは全く異なるものです。

歯を白くするという目的ではなく、白さをキープするという目的であれば問題なく使用できるため、日常のケアとして役立ちます。

 

ホワイトニング歯磨き粉はどう選ぶ?

 

市販されているホワイトニング歯磨き粉には、さまざまな種類があります。

選ぶ際に、何をチェックすればいいのでしょうか?

チェックすべきポイントについて、解説します。

まずチェックしたいのが、ホワイトニングに有効な成分です。

ホワイトニング歯磨き粉には、分割ポリリン酸ナトリウムやヒドロキシアパタイトなど、歯をコーティングするための成分や表面の傷を埋めて滑らかにする成分などが含まれています。

歯の状態に応じて必要な成分を選んでください。

次に、研磨性をチェックしましょう。

研磨剤が含まれているケースもありますが、研磨剤は歯の表面や歯茎にダメージを与えてしまいます。

ダメージを避けるためにも、非常に細かい粒子になっているものか、不使用のものを選びましょう。

発泡剤が含まれているかどうかも、チェックが必要なポイントです。

ラウリル硫酸ナトリウムなどが含まれている歯磨き粉を選ぶと、歯磨きの時に口内が泡でいっぱいになってしまい、短時間しか磨けなくなります。

時間をかけて丁寧に磨くためにも、発泡剤が含まれないものを選ぶといいでしょう。

 

まとめ

 

ホワイトニング歯磨き粉だけでは、歯を十分に白くすることはできません。

しかし、一度歯科医院でホワイトニングの施術を受けた後、白さを長くキープしたいという目的であれば、ホワイトニング歯磨き粉であっても十分な効果があります。

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際は、成分などをチェックして磨きやすいものを選びましょう。

【上尾市の歯医者】歯茎にホワイトニングの効果はあるのか解説します

さまざまな原因により、歯に色が付くことがあります。

歯の変色を気にする人は多いのですが、意外と気づきにくいのが歯茎の変色です。

歯茎は何が原因で変色するのでしょうか?

歯茎の変色の原因に加え、歯茎にもホワイトニングの効果が得られるのかについて解説します。

 

歯茎はなぜ変色する?

 

健康な状態であれば、歯茎の色はピンク色をしています。

しかし、特に心当たりがないのに歯茎が黒ずんでしまったという人もいます。

歯茎が変色するのはどうしてでしょうか?

歯茎が黒くなる原因の一つが、ブラッシングの刺激です。

歯茎は、強い刺激を受けるとメラニン色素を生成します。

歯茎を強く磨くことで生成されたメラニン色素が沈着し、歯茎が黒くなってしまうのです。

また、メラニン色素が生成される原因には、喫煙も挙げられます。

喫煙者は当然ですが、受動喫煙でも変色することがあるため注意が必要です。

一度沈着した色素は、簡単には落とせません。

さらに、歯周病が原因で変色するケースもあります。

歯周病が進行すると、歯茎をはじめとした歯周組織が徐々に破壊されて、歯茎には炎症が起こります。

炎症により歯茎が変色するケースがあるのです。

他に、虫歯治療後の被せものが原因となるケースもあります。

特に原因となるのが、銀歯の被せものです。

銀歯の素材である金銀パラジウム合金は、使用していると徐々に金属イオンが溶けだし、歯茎に色素が沈着するケースがあるため、注意しましょう。

 

ホワイトニングは歯茎に効果がある?

 

歯茎の黒ずみに気づいたら、ホワイトニングで色を落とせないかと考える人もいるでしょう。

歯茎にもホワイトニングの施術をすると、同様の効果があるのでしょうか?

実は、歯肉ホワイトニングを受けることで歯茎の黒ずみが改善されるケースがあります。

歯肉ホワイトニングとは、専用の薬剤を歯茎に塗布して浸透させ、沈着した色素をはがすことで黒ずみを解消する治療です。

ただし、先天性の変色や歯周病が原因のもの、銀歯が溶けだしたことが原因である場合には効果がありません。

また、虫歯がある時は、染みることもあるため避けましょう。

他に、レーザーを使用した歯肉ホワイトニングもあります。

レーザーで歯茎に沈着したメラニン色素を除去することで、変色を戻します。

レーザーでの治療は、数回に分けて行われます。

 

まとめ

 

歯茎は、刺激や喫煙によって歯茎から生み出されるメラニン色素の沈着が原因で黒ずむことがあります。

また、歯周病によって歯茎が破壊された場合や、虫歯の治療で装着した銀歯が溶けだしたことが原因で黒ずむケースもあります。

歯茎の変色を治すには、歯肉ホワイトニングが有効です。

薬剤を使用することもあれば、レーザーではがすこともありますが、虫歯がある場合は先に治療してください。

なお、歯肉ホワイトニングは、歯周病や銀歯の溶けだしによる歯茎の変色には効果がない点に注意が必要です。

【上尾市の歯医者】歯の着色汚れはホワイトニングでどう落ちるのか解説します

芸能人のような白い歯に憧れて、ホワイトニングを行う人は少なくありません。

しかし、そもそも歯に色がつかなければホワイトニングを行う必要はないといえます。

歯に色がつくのはどうしてなのでしょうか?

また、ホワイトニングを受けることで歯は白くなりますが、どのような働きによって白くなるのでしょうか?

ホワイトニングで着色汚れが落ちるメカニズムについて解説します。

 

歯が着色する理由は?

 

気が付いたら、歯に黄色や茶色などの色が付着していることがあります。

歯が著色するのは、一体何が原因なのでしょうか?

実は、原因は2つに大きく分けられます。

1つ目の原因は、色の濃い飲食物です。

特に多いのが、コーヒーや紅茶、赤ワイン等に含まれるポリフェノールによるものです。

飲食物以外にもタバコのヤニ汚れなどで色が着くこともあります。

飲食物等の汚れは、歯の表面にあるペクリルという成分に付着することで、ステインという歯の着色汚れになってしまいます。

ぺクリルには歯の石灰化を助けたり細菌から歯を守ったりする働きがある一方で、歯の着色汚れの原因にもなるのです。

2つ目の原因は、加齢により象牙質の色が透けて見えるケースです。

歯は表面のエナメル質と内部の象牙質、骨とよく似た構造のセメント質、歯髄からできています。

加齢によって表面のエナメル質がすり減る一方で、中の象牙質は厚みを増していきます。

その結果、歯の内側の象牙質が透けて見えるようになり、歯が黄色く見えてしまうのです。

 

ホワイトニングのメカニズム

 

ホワイトニングは、歯に飲食物の汚れが付いた時も、加齢によって黄ばんだ時も効果を発揮します。

着色汚れを落とすのは、過酸化尿素や過酸化水素の働きによるものです。

どちらの成分もホワイトニング剤に含まれる成分で、薬剤が着色汚れと反応して分解する働きがあります。

表面の色素だけではなく、ブリーチング効果によって歯の内側の象牙質の色素も分解可能です。

そのため、加齢によって黄ばんだ場合でも効果が得られます。

加齢による歯の変色には、ブリーチング効果の他にマスキング効果も働きます。

マスキング効果とは、過酸化水素がエナメル質表層の構造を変化させることで、乱反射を起こし白く見せる効果です。

マスキング効果によって、エナメル質が白く見えるようになります。

 

まとめ

 

ホワイトニングとは、歯の変色に効果を発揮して白く見せる施術です。

歯の変色の原因には着色と加齢による内部の象牙質の2つがありますが、そのどちらにも効果を発揮します。

歯の黄ばみが気になる場合や、歯を白くしたいと思う場合には、ホワイトニングがおすすめです。

一度受けてみて、効果を実感してから継続の有無を判断するといいでしょう。

【上尾市の歯医者】ホワイトニング後の歯磨きで注意が必要な点を解説します

歯を白くしたい場合に受ける施術が、ホワイトニングです。

ホワイトニングを受けた後は、歯を白いままキープしたいと考える人が多いと思いますが、そのためには歯磨きの際に何に注意した方がいいでしょうか?

ホワイトニングの施術を受けた後、歯磨きで気を付ける点を解説します。

 

ホワイトニングを受けた後の歯磨き

 

ホワイトニングを受けると、目に見えて歯が白くなります。

歯磨きの際も、ちょっとした汚れであっても付かないように普段より丁寧に磨くようになったり、あまり強く磨かないように気を付けたりする人もいるでしょう。

実は、ホワイトニングを受けたからといって、歯磨きの方法を変える必要はありません。

歯の汚れは、歯の表面に色素が付着して沈着することが原因なので、普段通り磨き残しがないように気を付けるだけで十分です。

歯に付着した汚れは、時間の経過に連れて硬くなっていくため、時間が経つほど簡単には落とせなくなります。

ホワイトニング後かどうかに関わらず、歯に汚れが付いている時はなるべく早く歯磨きをすることが大切です。

歯に付いた色を落とせるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にもなります。

歯を白いままで保つためには、日々のケアが大切になります。

喫煙の習慣があると歯にタールが付着してしまうため、白い歯を維持するためには吸わない方がいいでしょう。

 

白い歯をキープするには?

 

ホワイトニングで歯が白くなるのは、過酸化水素などの薬剤を使用して歯の汚れを分解する働きによるものです。

したがって、通常、すぐに元の色に戻ることはありません。

ただし、一生白いままの状態が維持できるわけではなく、時間が経過すると徐々に元の色に戻っていってしまいます。

白い状態を維持するためには、ホワイトニング歯磨き粉を使用したり、定期的にホワイトニングやクリーニングを受けたりすることで、長く白い歯を保つことができるでしょう。

ホワイトニングを一度受けると、再び白くしやすくなります。

ホワイトニングを受けてから歯の色が元に戻るまでは、数か月かかります。

すぐに元の色に戻ったように感じる人もいるかもしれません。

しかし、ほとんどの場合はホワイトニング後の白い歯を見なれたことによる錯覚です。

施術を受けてすぐの時は、見違えるような歯の白さが強く印象に残ります。

しかし、前述したようにホワイトニングは次第に元の色に戻っていくため、白さが少し失われただけでも大幅に変化したように思えてしまうでしょう。

 

まとめ

 

ホワイトニングを受けた後は、通常通り歯磨きをすれば問題ありません。

しかし、なるべく白い歯のままでいたいという場合には、市販のホワイトニング用品を使用することで、歯の色戻りを多少遅らせることができるでしょう。

自分で対処するばかりではなく、歯科医院にも定期的に通ってクリーニングを受け、時にはタッチアップホワイトニングを受けるのがおすすめです。

白くなった歯を、なるべく長くキープしましょう。

【上尾市の歯医者】ホワイトニングのテトラサイクリン歯への効果を解説します

毎日丁寧に歯磨きしても、歯に着色汚れがついたり黄ばんだりすることがありますが、中にはそれ以外の汚れがつくケースがあります。

代表的なものが、縞模様や灰色などに着色されるテトラサイクリン歯で、悩む人も多いでしょう。

テトラサイクリン歯を改善するには、ホワイトニングがおすすめです。

 

テトラサイクリン歯とは?

 

歯には、赤ワインやカレー、コーヒーなどの飲食物や喫煙などが原因で着色汚れがついたり、加齢によってエナメル質が薄くなって象牙質が透け、黄ばんで見えたりすることがあります。

それだけではなく、中には歯が縞模様や灰色など、通常は見ないような着色汚れがついてしまうことがあります。

縞模様などが付いた歯をテトラサイクリン歯といい、原因となるのはテトラサイクリン系の抗生物質です。

テトラサイクリンはさまざまな菌に対して抑制効果があるため、かつては子ども用風邪薬のシロップなどにもよく使われていました。

しかし、副作用があると1962年に報告されたため、現在は使用が制限されています。

テトラサイクリンの副作用とは、歯の変色です。

現在でも、ニキビの治療薬や肺炎の治療薬にはテトラサイクリンが含まれています。

しかし、やむを得ない場合を除いては、副作用が出やすい妊婦や12歳以下の子供に対しては使用できないことになっています。

 

ホワイトニングの効果

 

テトラサイクリン歯に対して、ホワイトニングはどのくらい効果があるのでしょうか?

テトラサイクリン歯は紫外線に反応して変色しますが、その変色度合いによってホワイトニングで歯を白くできるかが変わってきます。

変色は、全く変色が見られない第0度から、全体的に黄色や灰色になってしまう第1度、色が濃くなり茶色っぽくなる第2度、縞模様がはっきりと見えるようになってくる第3度、変色がさらに強い第4度に分けられます。

このうち、第4度になるとホワイトニングはほとんど効果を及ぼしません。

また、第3度も全て落として綺麗にすることは困難であるため、出来るだけ第2度の段階までにホワイトニングを受けることをおすすめします。

 

まとめ

 

テトラサイクリン系の抗生物質の副作用で歯に着色汚れが付くテトラサイクリン歯は、ホワイトニングである程度落とすことが可能です。

しかし、テトラサイクリン歯には段階があり、段階が進むとホワイトニングも効果を発揮しづらくなってしまいます。

早い段階であれば完全に白くできるケースもあるため、歯に縞模様が出ている場合は、なるべく早く診察を受けて治療することをおすすめします。

【上尾市の歯医者】ホワイトニング用品で歯が白くなるのか解説します

歯の黄ばみが気になった時、歯科医院でホワイトニングを受けるのが最も簡単です。

しかし、中には歯科医院に行くのが嫌で、市販されているホワイトニング用品で歯を白くしようとする人もいるでしょう。

市販のホワイトニング用品は効果があるのでしょうか?

市販のホワイトニング用品にはどのくらい効果があるのか、解説します。

 

市販のホワイトニング用品とは?

 

ホワイトニング用品は、ドラッグストアなどで売られています。

ホワイトニング歯磨き粉や洗口液、さらには一目では使い方がわかりにくい消しゴム、テープ、マニキュアなども売られています。

市販品のの場合、主に配合されている成分にはポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウム、ヒドロキシアパタイトなどがあるのですが、これらにはどのような効果があるのでしょうか?

ポリリン酸ナトリウムは、歯の表面に膜を作ってコーティングし、歯に汚れが付着するのを防ぐ働きがあるため、汚れが歯に直接届かなくなります。

歯磨きをすると、汚れがすっきり落ちるでしょう。

ピロリン酸ナトリウムは多くのホワイトニング用品に含まれている成分で、歯の表面の汚れを浮き上がらせて汚れを落としやすくする効果の他に、歯石の沈着を防ぐ効果もあります。

ヒドロキシアパタイトには、歯の表面に付いた傷の修復として埋める効果があります。

歯の表面の傷を修復することで滑らかになり、汚れが付着しづらくなるため、歯が汚れにくくなることが特長です。

歯を簡単に白くしたい場合には、マニキュアやテープがおすすめです。

白いマニキュアを塗ったり、白いテープを貼ったりすることで、表面的に白くすることができます。

ただし、落ちやすいうえに、塗布する際や貼り付ける際にムラができることがあるため、使用する際は十分な注意が必要です。

消しゴムタイプは、歯に付着しているステインという汚れを落とせます。

消しゴムには研磨剤が含まれていて、歯の表面に付いた汚れを磨いて落とせますが、研磨剤は歯を傷つけることもあるため気を付けてください。

 

歯科医院のホワイトニングとの違い

 

歯科医院で受けるオフィスホワイトニングは、過酸化水素水という漂白剤にも含まれる成分を主成分とした薬剤を使用します。

過酸化水素によって、歯に付着した汚れが分解されて白くなります。

高濃度の過酸化水素は、資格がなければ使用できません。

市販の歯磨き粉などのホワイトニング用品には含まれていないか、含まれていても低濃度であるため、見違えるほどの効果は期待できないでしょう。

したがって、本格的に白くしたい場合には、歯科医院でまずオフィスホワイトニングを受けてから、市販のホワイトニング用品で白さをキープするのがおすすめです。

 

まとめ

 

歯科医院でホワイトニングを受けるのではなく、市販のホワイトニング用品を使用して歯を白くしようと考える人は少なくありません。

しかし、市販品は効果が限られているため、歯を十分に白くすることは難しいでしょう。

ただし、歯の白さを維持するのには役立ちます。

まずは歯科医院のオフィスホワイトニングで歯を白くしてから、市販品を使用することをおすすめします。

【上尾市の歯医者】ホワイトニング後の色戻りの予防方法について解説します

歯に付いた色が気になった場合は、ホワイトニングを受けることで白くできます。

しかし、ホワイトニングの効果はいつまでも続くわけではありません。

せっかく施術を受けたのであれば、白さも長く保ちたいと考えるのは当然です。

ホワイトニング後の色戻りを防ぐには、どうすればいいのかを解説します。

 

ホワイトニングの効果はいつまで続く?

 

ホワイトニングは、歯を白くするために行う施術です。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあり、白くなった歯が元のような色に戻るまでの期間は、短ければ3カ月程度、長ければ1年と幅があります。

歯の色が戻るまでの期間は、食事の内容や歯磨きの方法によっても異なります。

白くなった歯をできるだけ長くキープするためには、着色汚れが付かないように気を付けなくてはいけません。

ホワイトニングを受ける際、白くなりやすいのはオフィスホワイトニングですが、色戻りするまでの期間が長いのはホームホワイトニングです。

したがって、色戻りを防ぐには、ホームホワイトニングの方が向いています。

ホワイトニングの施術を受ける回数や期間は、歯をどこまで白くしたいかによって決まります。

繰り返し行うことで、より白くなっていくのです。

歯が白くなったとはっきりわかるようになるのは、オフィスホワイトニングでは3回目、ホームホワイトニングでは2週間ほど続けた頃です。

輝くほど白くしたい場合は、オフィスホワイトニングを受ける必要があります。

 

白さを長くキープするには?

 

ホワイトニングを受けて歯を白くした場合でも、オフィスホワイトニングであれば3カ月から半年ほどで色が戻ります。

そのため、白さをキープするにはタッチアップホワイトニングという追加のホワイトニングが必要です。

色が完全に戻ってからでは、追加の施術ではなく最初からやり直ししなければならず、白くなるまでの時間は同じくらいかかります。

タッチアップホワイトニングを早い段階で受けて、白さをキープしましょう。

オフィスホワイトニングの効果を長く維持するには、ホームホワイトニングも並行して行うデュアルホワイトニングがおすすめです。

ホームホワイトニングは、白さをキープするのに向いています。

また、ホワイトニングの施術を受ける前に歯をきれいにしておくことも大切です。

表面が汚れた状態でホワイトニングを受けると、色戻りが早くなってしまいます。

なお、被せもので歯を白くしたい場合は、セラミッククラウンがおすすめです。

 

まとめ

 

ホワイトニングは、白さがずっと続くわけではなく、一定期間が経過すると徐々に元の色に戻ってしまいます。

白くなった歯を長くキープしたいのであれば、歯科医院で受けるホワイトニングだけではなく、自宅で行うホームホワイトニングも並行して行うのがおすすめです。

また、セラミックの被せもので歯を白くするという方法もあります。

どの方法がいいか、歯科医に相談してよく検討してみてください。

【上尾市の歯医者】オフィスホワイトニングはどのような施術か解説します

歯の黄ばみなどが気になる方は、ホワイトニングを受けて歯を白くすることが可能です。

ただし、ホワイトニングには2つの種類があるため、適切な方法を選ばなければなりません。

ホワイトニングの種類の1つが、オフィスホワイトニングです。

オフィスホワイトニングの治療内容と、治療を受ける際の注意点を解説します。

 

オフィスホワイトニングとは?

 

ホワイトニングは、歯を白くするための施術です。

ホワイトニングの方法には、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯を白くするための施術を受けます。

その際に使用する過酸化水素は、取り扱いに資格が必要となる強力な薬剤です。

1回受けただけでも、歯の白さにかなりの違いが出てくるのです。

ホワイトニングを行う回数は、どのくらい歯を白くしたいかによって異なり、基本的には3回、さらに白くしたい場合は6回まで行います。

また、専用の機器を使用して光を当てることで、さらに効果が高まります。

オフィスホワイトニングは歯科医院で施術してもらうため、ホワイトニングの施術の際に口内のチェックもしてもらえる点がメリットです。

虫歯になりかかっている歯等も、早期に発見して治療してもらえるため、歯へのダメージも少なくなります。

 

オフィスホワイトニングの注意点

 

オフィスホワイトニングを受ける際は、効果があまり長持ちしないという点に注意しましょう。

平均して3カ月ほどすると徐々に元の色に戻り始めてしまいます。

色戻りを避けるためには、色が戻り始めてから再びオフィスホワイトニングを受けるか、色が戻る前にホームホワイトニングを継続して行うというのが効果的です。

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングほど急激に白くはならないものの、白くなった歯をキープするのに向いています。

オフィスホワイトニングの場合は歯科医院で行わなければならず、予約が取りづらいケースもありますが、ホームホワイトニングの場合は、自宅で自分のタイミングに合わせて行える点もメリットです。

なお、施術を受けた後は、ホワイトニング剤の影響で着色汚れが付きやすくなっているため、カレーや赤ワインなどの色が着きやすいものやタバコは避けましょう。

歯の強度が通常よりも落ちているため、酸性の強い飲み物や食べ物も避けてください。

 

まとめ

 

オフィスホワイトニングは歯科医院で施術を受けるホワイトニングであり、効果が高い専用の薬剤を使用して歯の色を一気に落とすことが可能です。

すぐに効果を実感できますが、効果が高い薬剤を使用する分歯に対する影響も大きくなるため、食べ物や飲み物などには気を付けてください。

ホワイトニングの施術と同時に口内のチェックもしてもらえるので、定期的にオフィスホワイトニングを受けることをおすすめします。

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