ホワイトニング後の歯はとても敏感であり、食事の内容に注意しなければあっという間に着色してしまう可能性があります。
また食べ物の中には、着色につながるのかそうでないのか、とても微妙で判断に困るものも存在します。
今回は、ホワイトニングの直後にゆで卵を食べても良いのかについて解説します。
ホワイトニングの直後にゆで卵は食べても大丈夫?
結論からいうと、ホワイトニングの直後であっても、ゆで卵は食べても大丈夫です。
ゆで卵は卵白が多く色素が少ないため、着色しやすい敏感な歯でもそこまで影響が出ないことがほとんどです。
そのため、特に着色しやすいとされるホワイトニング後24~48時間後の食事に適しています。
特に固茹でされたゆで卵はボソボソとした食感であるため、少し食べにくさは感じるものの、歯にまとわりつくリスクは比較的低いです。
半熟のゆで卵には注意
固ゆでされたゆで卵であれば問題ありませんが、黄身がトロッとした半熟のゆで卵は、ホワイトニング直後の食べ物としてはあまりおすすめできません。
卵の黄身に含まれるカルテノイドは、色素が歯に沈着しやすいという特徴を持っています。
また半熟の場合、固茹でと違って食感がネットリしているため、色素が歯にまとわりついて色戻りのリスクが高まります。
もちろんこれはゆで卵以外にも言えることであり、スクランブルエッグなどについても半熟の部分はなるべくなくして摂取すべきです。
ゆで卵の味付けについて
ホワイトニング直後にゆで卵を食べる場合、味付けにも注意しなければいけません。
もっとも安全な味付けは、やはり塩です。
塩は無色透明であり、一切歯の着色の心配がありません。
また色素が薄いマヨネーズや白だしなどの調味料についても、ホワイトニング直後にゆで卵を食べる際にはおすすめです。
逆に注意しなければいけないのは、醤油やケチャップなどの色の濃い調味料と合わせることです。
ちなみにゆで卵を醤油などで煮込むことで味玉をつくれますが、こちらは中までしっかりと醤油の色が染み込んでいるため、ホワイトニング直後に食べるのは危険です。
まとめ
ホワイトニングを受けた直後であっても、固茹でされたゆで卵であれば問題なく食べられます。
一方黄身がしっかり固まっていなかったり、色の濃い調味料で味付けされたりしているものは、摂取しないようにしましょう。
ホワイトニング直後は、どうしてもこのような食事制限が出てしまいますが、理想の白さを目指すのであれば仕方ないと割り切ることが大切です。
好き放題食事をしていると、いつまでも歯は白くなりません。