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【上尾の歯医者で歯周病治療】歯石取りを行わないとどうなるのか?

歯石取りは、歯の表面や根元に付着した歯石を歯科医師、歯科衛生士が専用の器具で除去する処置です。
通常は超音波スケーラーが使用され、振動で歯石を砕くようにして少しずつ除去していきます。
では、歯石取りを一切行わない場合、どのような影響があるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

歯周病の発症・進行

歯石取りを一切行わない場合、歯周病を発症したり、進行したりする可能性が高まります。

歯石は一度口内に付着すると、ブラッシングでは落とすことができません。
つまり、歯科クリニックで除去しない限り、付着したままの状態になるということです。

また歯石は歯茎に炎症を引き起こし、歯周病の原因になります。
さらに歯周病が進行すると、歯と歯茎の間にポケットが形成され、そこにも細菌が繁殖します。

最終的には歯周組織や顎の骨を破壊し、歯がぐらついたり、ポロッと抜け落ちたりすることにもつながります。

口臭

歯石を除去せずに放置していると、口臭を引き起こします。
こちらは歯石内の細菌が発生させる有害なガス、歯石による歯茎の出血、歯茎が腫れて形成される膿などが原因です。

歯周病の細菌が生み出すガスは、腐った卵のような不快なニオイを放ち、口臭を一層悪化させます。

また歯石が歯の周囲に蓄積すると、刺激によって歯茎が傷み、出血することがあります。
歯茎からの出血は血生臭さにつながり、他の口内の異臭と相まって強烈な悪臭を放ちます。

さらに歯茎が腫れて膿が出ると、口臭はさらにひどくなり、周囲の方に不快感を与えることも少なくありません。

歯の形状の変化

冒頭でも触れた通り、歯石は自宅で行うブラッシングでは除去できません。
プラークが石化し、歯にこびりついたものが歯石であるため、除去するには必ず専用の器具が必要になります。

また歯石は放置している限りどんどん蓄積されていくため、歯の表面の形状を大きく変化させてしまうことにもつながります。
このような状態の歯は、当然ブラッシングがしにくく、さらに歯石が溜まりやすくなるという悪循環に陥ります。

ちなみに、歯石が原因で虫歯を発症した場合も、穴が開いて形状が変化することがあります。

まとめ

歯石取りについては、歯科クリニックで定期的に受ける検診のときに行ってもらうことができます。
そのため、特に口内に異常を感じていなくても、3ヶ月に1回程度は歯科クリニックに通いましょう。
またこのときは歯石を除去するだけでなく、口内を総合的に検査してもらえます。
もし虫歯などが見つかればすぐ治療に移ることができるため、そういう意味でも定期検診は重要です。

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