ホワイトニングは、歯科クリニックの管理下で歯を白くする施術であり、セルフホワイトニングにはない安全性が一つのメリットです。
しかし、施術後にトラブルが起こる可能性はゼロではなく、場合によっては痛み止めが必要になることもあります。
今回は、ホワイトニング後に痛み止めが必要になるケースについて解説します。
知覚過敏が強く出ている
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素や過酸化尿素が、歯の表面にある微細な管を通じて神経を刺激することで、一時的に強い知覚過敏を引き起こすことがあります。
特にエナメル質が薄い方や、元々冷たいものがしみやすい知覚過敏症の方は、施術中から施術後数時間にかけてズキズキとした鋭い痛みを感じやすいです。
通常この痛みは24時間以内に治まりますが、眠れないほど痛む場合や、食事に支障が出る場合には市販の鎮痛剤の服用が非常に有効です。
痛み止めを使用することで、神経の過敏な状態を和らげ、不快な期間を快適に過ごすことができます。
歯に細かいヒビがある
見た目にはわからなくても、歯の表面にマイクロクラックと呼ばれる微細なヒビが入っている場合があります。
加齢や歯ぎしりなどが原因で生じるこのヒビにホワイトニング剤が浸入すると、薬剤がダイレクトに神経に近い部分まで到達してしまい、激しい痛みが生じることがあります。
このようなケースでは、特定の歯だけに刺すような痛みを感じるのが特徴です。
歯科クリニックのオフィスホワイトニングでは、事前にヒビの有無を確認しますが、完全に防ぐのは難しいため、予期せぬ痛みへの備えとして痛み止めが必要になります。
痛みが強い時は我慢せず、早めに服用することで炎症の拡大を抑える効果も期待できます。
歯茎が炎症を起こしている
ホワイトニング剤は非常に強力な酸化作用を持っているため、誤って歯茎に付着すると化学的な火傷を引き起こし、痛みや白濁が生じることがあります。
こちらは特にホームホワイトニングでマウスピースに入れる薬剤の量が多すぎた場合や、オフィスホワイトニングの保護剤が不十分だった場合に起こりやすい事象です。
歯茎がヒリヒリと痛み、赤く腫れたり白くなったりした際は、粘膜の炎症による痛みが生じるため、鎮痛剤によって痛みをコントロールする必要があります。
数日で自然に治癒することがほとんどですが、痛みのストレスを軽減するために痛み止めの活用が推奨されます。
まとめ
ホワイトニングを受けた直後は、早く白い歯にならないかとワクワクするものです。
しかし、実際は前述したような痛みに悩まされる可能性もあるため、注意しなければいけません。
また痛みがある状態でホワイトニングを継続すると、さらなる症状の悪化につながるおそれもあります。
そのため、スケジュールが変更になったとしても、一旦中止して歯科クリニックに相談すべきです。




