上尾市の歯科・歯医者|上尾かしわざ歯科医院|
ブログ

  • キッズ
    スペース
  • 駐車場
    3台
  • マイクロ
    スコープ
  • 歯科用
    CT

お問い合わせはこちら

埼玉県上尾市柏座3-1-6 グランアクシオン1F

     ブログ
Blog

お問い合わせはこちら WEB予約はこちら LINE

【上尾の歯医者で根管治療】根管治療に用いるラバーダムのメリットは?

ラバーダムは、正式にはラバーダム防湿と呼ばれるものです。

具体的には根管治療を行う際、ゴムのシートのようなものを患者さんの口の周りに張り、根管治療の対象となる歯のみを露出させるというものです。

今回は、根管治療に用いるラバーダムの主なメリットについて解説します。

 

細菌感染を予防できる

 

ラバーダムにおける一番のメリットは、根管治療中の細菌感染を予防できるという点です。

口内には虫歯菌や歯周病菌など、多くの細菌が棲んでいます。

このような環境で治療を行うと、治療したい歯や神経、根っこの部分に対し、唾液とともに細菌が混ざり込んでしまう可能性があります。

根管治療は、いかに細菌を除去できるかがポイントになるため、このような環境はあまり芳しくありません。

一方ラバーダムを使用すれば、唾液や呼気に含まれる細菌が根管に入り込むことを防ぎ、細菌感染も予防できます。

 

治療の精度が高まる

 

根管治療の精度が高まることも、ラバーダムを使用するメリットの一つです。

こちらは治療する歯が見えやすくなったり、歯茎や頬を傷つけにくくなったりするからです。

口内は光を当てていても暗く、経験豊富な歯科医師であっても治療の際はかなりの集中力が必要になります。

ラバーダムを用いることで頬や唇、舌などがゴムのシートで排除されるため、奥歯などの見えにくい箇所の根管治療も成功率が上昇します。

またラバーダムで歯以外の歯周組織を避けることにより、器材によって患者さんの口内を傷つけるリスクも軽減されます。

さらに根管を消毒する薬剤が漏れ、歯周組織に炎症などが起こるのも防げます。

 

器具の誤飲や誤嚥を防止できる

 

ラバーダムを使用した根管治療では、治療に使用する器具の誤飲や誤嚥も防ぎやすくなります。

根管治療では、リーマーやファイルといったサイズの小さい器具を使用する機会が多いです。

またこれらを頻繁に取り換えながら治療を進めるため、ふとした瞬間に口内に落下するリスクがあります。

このとき器具を誤飲すると、消化管を傷つけたり、気道に入って感染を引き起こしたりすることが考えられますが、ラバーダムを使用すれば誤飲や誤嚥は予防できます。

 

まとめ

 

根管治療は、いかに細部まで細菌を除去できるかがポイントになります。

そのため、細菌感染を防ぎやすいラバーダムは必須のアイテムだと言えます。

またスムーズな根管治療、患者さんの安全性の確保を実現するにあたっても、ラバーダムは高い効果を発揮します。

日本ではそれほど多く採用されていませんが、根管治療を受けるのであれば、ラバーダムを提供している歯科クリニックを選ぶべきです。

【上尾の歯医者・歯科口腔外科】ニコチン性口内炎とは?

ある日突然口内炎ができてしまい、食事を美味しく食べられなくなることは、誰もが経験しているかと思います。

また口内炎にはさまざまな種類があり、栄養不足やストレスなどで発症するものが一般的ですが、中には特殊なニコチン性口内炎というものがあります。

今回はニコチン性口内炎の概要や特徴、治療法などを解説します。

 

ニコチン性口内炎の概要

 

ニコチン性口内炎は、慢性的な喫煙習慣によって発症するタイプの口内炎です。

タバコの煙にはニコチンという成分が含まれていますが、こちらは血管を収縮させ、局所への血液の供給量を減らす作用があります。

喫煙時には口内に大量のニコチンが広がるため、こちらの影響により、少しのきっかけで口内炎ができてしまいます。

またタバコの呼気には熱があるため、口内を乾燥させて口内炎ができやすい環境が出来上がってしまう原因になります。

 

ニコチン性口内炎の特徴

 

ニコチン性口内炎は、一般的なアフタ性口内炎とは違い、病変部にものが触れたときの痛みを感じることがほとんどありません。

そのため、自覚症状がない方も多いです。

見た目については、口内の粘膜が白っぽくなるのが特徴であることから、口蓋ニコチン性白色角化症とも呼ばれています。

またニコチン性口内炎は、自覚症状が乏しいことから、ガン化するリスクが高いです。

いつのかにかガンが進行していたというケースも珍しくないため、口内の一部に白い病変が見られる場合、早急に歯科クリニックに相談しなければいけません。

 

ニコチン性口内炎の治療法

 

ニコチン性口内炎の症状を緩和させるには、まず禁煙することが大切です。

ニコチンの作用によって口内炎ができやすい口内環境になっているため、禁煙するだけでもある程度症状は改善します。

また口内炎用の軟膏を塗ったり、ビタミンを中心とした栄養剤を摂取したりすることでも、ニコチン性口内炎の症状は良くなることが考えられます。

さらに歯科クリニックで治療をする場合は、レーザー治療が採用されることが多いです。

レーザー治療は口内炎にレーザー光を照射することにより、殺菌や痛みの改善という効果が得られるというもので、主に重症化した口内炎に用いられます。

 

まとめ

 

ニコチン性口内炎は、普段しっかり口内を鏡でチェックしていなければ、そもそも発症したことにも気づきません。

また放置すると別の疾患のリスクが高まるため、必ず歯科クリニックで治療しましょう。

ちなみに歯科クリニックで用いられるレーザー治療は、重症化した口内炎に適用されるため、こちらの治療を受ける前に症状を改善するのが理想的です。

【上尾の歯医者で虫歯治療】予約せずに虫歯治療を受けることは可能?

虫歯治療を受けたい方の中には、ある日突然歯が痛み出してしまった方もいるかと思います。

またそのような方は、どうしても早急に治療を受けるために、予約なしで歯科クリニックを訪れようと考えることもあります。

では、予約せずに歯科クリニックで虫歯治療を受けることは可能なのでしょうか?

 

予約せずに虫歯治療は受けられる?

 

ほとんどの歯科クリニックは予約制ですが、予約せずに虫歯治療を受けることは不可能ではありません。

急患の場合、そのまま来院しても対応してもらえることがあります。

もし受診をしたいのであれば、まず歯科クリニックに電話で連絡し、「急な痛みがあるため受診したい」という旨を伝えましょう。

何の連絡もなく飛び込みで来院するより、電話をした方が歯科クリニックも準備ができますし、キャンセルなどで空き時間がある場合には、すぐ対応してもらうこともできます。

 

予約なしの場合の待ち時間は?

 

予約をせずに歯科クリニックを訪れる場合、待ち時間は歯科クリニックの混雑状況やタイミングによって異なります。

一般的には予約している患者さんが優先されるため、予約なしの場合少し長めに待たなければいけません。

特に夕方や土日祝日の場合、多くの患者さんが集中しやすい傾向にあります。

そのため、予約なしでの診療は困難になることが多く、1~2時間以上待たなければいけないことも考えられます。

一方平日の午前中など、比較的空いていることが多い時間帯は、予約していなくてもすぐに診てもらえる可能性があります。

 

予約をしないことのデメリットは?

 

先ほども触れたように、予約なしで歯科クリニックを訪れると、待ち時間が長くなるおそれがあります。

また予約なしでは時間の制約があるため、本来必要な治療をすべて受けられないことも考えられます。

そのため、一時的な処置だけで済ませ、後日改めて予約を取らなければいけないことが多いです。

こちらは、予約して来院するよりも治療費がかさむことにつながります。

さらに混雑している場合は、診察を断られる可能性もあります。

無駄足を避けるためにも、事前予約をしてから歯科クリニックを訪れることをおすすめします。

 

まとめ

 

予約をせずに歯科クリニックを訪れるのは、非常にリスキーな行動だと言えます。

すぐにでも治療を受けたいという気持ちはわかりますが、十分な治療を受けられなければ通院する意味がありません。

また歯科クリニック側としても、治療が必要な患者さんに満足な対応ができないのは不本意です。

急に虫歯が痛んだ場合でも、とりあえず自宅で応急処置を施し、歯科クリニックを予約した上で通院するのがベストです。

【上尾の歯医者・予防歯科】PMTCの注意点について

PMTCは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略であり、プロによる歯の機械清掃のことをいいます。

日頃のブラッシングでは落としきれない汚れを除去でき、予防歯科の一環として多くの歯科クリニックで採用されています。

しかし、PMTCにはいくつかの注意点もあるため、患者さんは事前に把握しておきましょう。

今回はこちらの内容について解説します。

 

ある程度施術の時間がかかる

 

PMTCは予防歯科として大きな効果が期待できますが、施術にはある程度の時間がかかります。

一般的には、1回施術につき30分~1時間はかかるため、仕事などが忙しく時間が確保できない方にとってはデメリットだと言えます。

PMTCは歯を1本ずつ丁寧に磨くことにより、プラークや歯石、着色汚れなどを除去します。

そのため、どうしても汚れがひどい場合は時間がかかりやすくなってしまいます。

施術時間を少しでも短縮したい方は、前もって入念にブラッシングを行い、少しでも汚れを落としておきましょう。

 

絶対に歯が白くなるとは限らない

 

PMTCはプロフェッショナルによる歯の清掃ですが、必ずしも歯が白くなるとは限りません。

汚れが落ちることにより、歯は本来の白さに近付きますが、元の歯の色よりも白くすることは難しいです。

つまり、ホワイトニングのような効果は得られないということです。

またそもそも歯に汚れがそれほど付着していない場合、施術前と施術後で見た目の違いを実感しにくいことも考えられます。

そのため、歯を白くすることが目的の方は、最初からホワイトニングを選択することをおすすめします。

ホワイトニングを行う前も、PMTCほどではないにしろ、歯のクリーニングはある程度実施されます。

 

保険が適用されない

 

こちらはPMTCに限ったことではありませんが、審美的な目的が強くなる施術であるため、保険が適用されないことにも注意が必要です。

歯周病治療の一環として行われる歯石取りについては、歯周病を“治療する”目的であるため、保険が適用されます。

一方PMTCは歯を“キレイにする”という目的を持って行われるため、必要最低限の治療という扱いにはならず、自由診療になります。

そのため、経済的な不安を抱える方にとってはデメリットだと言えます。

 

まとめ

 

PMTCは非常に優れた施術ではありますが、メリットばかりではないということを理解しておきましょう。

多忙な方は受けたくても受けられない可能性がありますし、なるべく費用を抑えたいという方にはあまり向いていません。

また歯を本来の色より白くすることはできないため、ホワイトニング効果を期待しすぎると、施術が終わった後にガッカリしてしまう可能性があります。

【上尾の歯医者・小児歯科】キッズスペースがある歯科クリニックのメリット

歯科クリニックの中には、ホスピタリティの一環として、キッズスペースが完備されているところがあります。

こちらは子どもが過ごすためのスペースであり、おもちゃや絵本などが設置されているところも多いです。

今回は、キッズスペースがある歯科クリニックに通う主なメリットについて解説します。

 

子どもが安心して過ごせる

 

キッズスペースは、子どもが検診や治療までの時間を過ごす待合室として利用されるケースが多いです。

通常の待合室の場合、子どもは緊張してしまったり、泣き出してしまったりする可能性があります。

一方子どもの好きなものが置かれていたり、子どもが好きなカラフルな配色になっていたりするキッズスペースは、安心して過ごしてもらうことができます。

こちらは子どもや親御さんはもちろん、歯科クリニック側にとってもメリットです。

 

子どもが通院を嫌がらなくなる

 

キッズスペース完備の歯科クリニックであれば、子どもが通院を嫌がらなくなる可能性があります。

なぜなら、「またあの楽しいところに行ける」という気持ちになってくれやすいからです。

子どもの歯科クリニックに連れていく親御さんの中には、毎回子どもを説得し、半ば強引に連れていく方もいるかと思います。

しかしこのような対応では、子どもが歯科クリニックに苦手意識を持つ可能性が高まります。

しかし以前訪れたときに楽しかった、落ち着いたというイメージを植え付けておけば、比較的スムーズに子どもを連れて来られる可能性があります。

 

親御さんが通いやすくなる

 

キッズスペースがある歯科クリニックは、子どもだけでなく親御さんも通いやすくなります。

こちらは子どもが安心して過ごせるからだけでなく、親御さんの治療中、キッズスペースで子どもを待たせることができるからです。

親御さんの中には、自身の治療を受けるために来院し、子どもはあくまで連れてきただけという方もいるでしょう。

このような場合、通常の診察室で子どもを待たせていると、不安な気持ちにさせてしまうことがあります。

キッズスペースがあれば、そのような心配は基本的にありません。

 

まとめ

 

小児歯科クリニックを選ぶ際は、必ずキッズスペースが完備されているかどうかを確認しましょう。

あるとないとでは、子どもだけでなく親御さんの負担も大きく変わってきます。

また子どもを安心して通わせるためには、子どもの対応に慣れた歯科医師や歯科衛生士がいるかなどもチェックすべきです。

子どもに慣れた歯科医師や衛生士は、子どもに治療を受けさせるにあたって重要な役割を果たします。

【上尾の歯医者で虫歯治療】電動麻酔器を用いた虫歯治療のメリットについて

各歯科クリニックでは、虫歯治療における患者さんの負担を軽減するために、さまざまな工夫が行われています。

その工夫の一つが、麻酔を行う際に電動麻酔器を使用することであり、こちらは文字通り麻酔注入の工程を電動で行えるというものです。

今回は、電動麻酔器を用いた虫歯治療のメリットを解説します。

 

痛みが軽減される

 

電動麻酔器を使用することで、虫歯治療を行う前の麻酔処置の痛みが軽減されます。

こちらは均一な速度で麻酔液を注入できるからです。

手動の場合、麻酔液を一気に注入してしまい、注射された部分の細胞が膨張してしまうことがあります。

このような場合、事前に表面麻酔を打っていたとしても、若干の痛みが出ることが考えられます。

一方、電動麻酔器はコンピュータ制御によって少しずつ注入していくため、痛みを感じることはほとんどありません。

 

適切な麻酔処置が可能

 

電動麻酔器を使用すれば、虫歯治療に伴う麻酔処置を適切に行うことができます。

従来の手動の麻酔器で処置を行う場合、麻酔液の大半は漏れてしまいます。

そのため必然的に麻酔液の注入量が多くなり、周囲に広がりすぎて口唇のしびれも強くなることがあります。

また麻酔液の注入量が多いということは、麻酔の効果が切れるまでに長い時間を要するということになります。

麻酔の効果が切れない限り、患者さんは食事やブラッシングなどについて、なかなか従来通りに行うことができません。

電動麻酔器を使用した虫歯治療では、上記のような心配がなく、適切な麻酔処置を行うことが可能です。

 

麻酔液の苦みを軽減できる

 

麻酔液の苦味を軽減できるという点も、電動麻酔器を使用した虫歯治療のメリットです。

麻酔液には苦味があり、その強さは麻酔液の濃度に依存して強くなる傾向にあります。

また虫歯治療中に苦味を感じるようなことがあれば、当然患者さんの不快感につながります。

電動麻酔器を使用すれば、軟組織からの麻酔液の漏れが少なくなるため、必然的に苦味も感じにくくなります。

こちらは、虫歯治療時に感じる独特の味や口内の感覚が苦手な方にとっては、非常に大きなメリットです。

 

まとめ

 

虫歯治療や歯科クリニックそのものに苦手意識を持つ患者さんは、虫歯の痛みがあっても、なかなか重い腰を上げられないでしょう。

しかし、一度痛みが出るほど進行した虫歯は、放置していても治ることがありません。

そのため、なるべく早く治療を受ける必要があります。

また歯科クリニックを選ぶ際には、電動麻酔器をはじめとする治療の負担が軽減されたところを選ぶようにしましょう。

【上尾の歯医者でホワイトニング】神経治療と歯の変色の関係について

虫歯を治療する際は、基本的に感染部分を削り、被せ物を装着して削った部分を補います。

歯の一部を削ると歯の健康は損なわれますが、残った歯に大きな変化はありません。

しかし、神経を治療した場合は歯全体に影響が出て、色が変わることもあるのです。

神経治療と歯の変色にどのような関係があるのか解説します。

 

歯が変色する原因

 

歯の中心には歯髄という組織があります。

神経も歯髄の一部ですが、他にも血管などの組織が含まれているのです。

虫歯は虫歯の原因菌に感染している細菌感染症で、歯の表面だけではなく歯髄にも感染することがあります。

細菌に感染した歯髄は、歯から抜き取る抜髄という治療が必要となりますが、抜髄によって歯の色が変わることがあるのです。

歯は基本的に白っぽい色をしています。

抜髄によってまったく別の色になった場合には、見た目が大きく変わるため、他の歯と比べると目立ってしまうでしょう。

抜髄後に変色するのは、歯髄を抜いたことで歯に栄養が与えられなくなり、歯が死んでしまったということを示しているのです。

一度死んでしまった歯はもう復活することはなく、他の歯と比べて強度も下がってしまいます。

歯を変色させず健康な状態を保つためにも、虫歯になって歯髄に感染してもむやみに抜髄をせず、消毒して残す治療を考えましょう。

 

ホワイトニングは効果がある?

 

歯の色が変わるとほかの歯との色味に差が出て目立つため、ホワイトニングで白くならないかと思う人もいるでしょう。

色が変わる原因は、歯の外側だけではなく内側にあることもよくあります。

そのため、外側をどれだけ磨いても白くならないことが多いのです。

ホワイトニングは歯の内側まで色を落とす薬剤を浸透させるため、内側に原因がある場合でも白くできます。

ただし、歯が白くなっても効果はいつまでも続くわけではありません。

白い状態をキープするためには、定期的に施術を受ける必要があります。

ホワイトニングの効果がいつまで続くのか把握し、定期的に施術を受けてキープしておくべきでしょう。

 

まとめ

 

抜髄して虫歯を治療する場合、歯が白さを失い色が変わってしまうかもしれません。

歯が変色する主な原因は、内側に溜まった汚れによるものです。

したがって、たとえブラッシングを丁寧にしても原因となる汚れはきれいになりません。

白くするためにはホワイトニングという歯を白くする施術を受ける必要がありますが、白い状態をキープするには定期的に受け続けましょう。

【上尾の歯医者】プラークってなに??

何かを食べたり飲んだりしたときは歯に汚れが付着するため、歯を磨く必要があります。

しかし、歯を磨かなかったときや磨いても汚れが残ってしまったときは、歯にプラークと呼ばれるものが付着することがあり、注意が必要です。

プラークとは何なのか、付着しているとどのような害があるのか解説します。

 

プラークとは?

 

歯が汚れているとき、表面を舌で触るとヌルヌルとした感触がすることがあります。

いったい何が付着しているのでしょうか?

プラークと呼ばれるものはねばねばとした塊であり、内部には1mgの中に1億から2億もの細菌が存在しているといわれています。

歯に付着している磨き残しの汚れに細菌が集まってできるもので、細菌が増える原因にもなります。

虫歯や歯周病の原因菌と呼ばれるものも細菌の一種で、大量に含まれているのです。

また、口臭の原因にもなるため、普段から歯に付着しないように歯磨きを丁寧に行わなければなりません。

長時間残ったままになっていると、固まって歯石になりますが、およそ48時間で変化するといわれています。

また、血液と結合するとすぐ歯石になってしまうため、歯茎からの出血がある方は注意が必要です。

歯石があると、歯周病の原因となる細菌が増えてしまうため、普段から残さないようしっかりとケアをしてください。

 

プラークが残らないようにするには?

 

プラークとは、何か特別なことをしたときにだけ歯に付着するわけではありません。

普通に生活していれば付着する可能性があるものです。

歯に付着したままにしないためにはどうしたらいいのか、注意が必要な点について解説します。

まず、何か食べた後、すぐに歯を磨かなければ、わずかな時間でも歯の汚れに細菌が集まってきてしまいます。

そうならないためにも、食後はできるだけ早く歯を磨いてください。

また、歯ブラシが開いた状態ではしっかりと歯を磨くことができません。

歯ブラシは1カ月を目安に交換しましょう。

歯磨き粉の中には、プラークを落とすことを目的とした成分を配合しているものもあります。

プラークをしっかり落とすために、そのような成分が含まれる歯磨き粉を選ぶのもおすすめです。

 

まとめ

 

歯の表面には、プラークと呼ばれるねばついた黄白色の塊が付着していることがあります。

歯の磨き残しに集まった細菌が作り出すもので、付着していると虫歯や歯周病の原因となる細菌も増えてしまうでしょう。

プラークを放置していると歯石に変化し、歯周病のリスクが高くなってしまいます。

食後はすぐに歯磨きをして、歯ブラシの状態などにも注意しながら、きちんとケアをしてください。

【上尾の歯医者】初期むし歯の治療法

むし歯は、虫歯の原因菌が産生した酸により、歯に穴が開いてしまう病気です。

痛みなどの自覚症状が無く、歯に穴が開く一歩手前の状態である初期むし歯の治療は、どのように行うのでしょうか。

今回は、初期むし歯の治療法について解説します。

 

初期むし歯の治療法とは?

 

初期のむし歯の治療法は、主に以下が挙げられます。

 フッ素の塗布
 ブラッシングによるセルフケア
 シーラント
 PMTC

それぞれの治療法を説明します。

 

フッ素の塗布

 

フッ素には、以下の3つの効果があります。

 歯質の強化
 再石灰化の促進
 虫歯菌の抑制

フッ素には上記の効果があるため、歯に塗布することで、初期むし歯の治療になるのです。

痛みのある治療法ではないため、子どもから大人まで安心して受けられます。

 

ブラッシングによるセルフケア

 

初期むし歯の治療には、正しいブラッシングが大切です。

歯と歯の間や歯と歯茎の間をしっかりと磨くことで、プラークを除去でき、初期のむし歯治療につながります。

しかし、自己流の磨き方ではプラークが除去しきれず残ってしまうことがあるため注意が必要です。

正しい磨き方ができているかわからない人は、歯科医院でブラッシング指導を受けましょう。

ちなみに歯ブラシは、毛の固さについては「ふつう」、ヘッドの大きさは「小さめ」を選ぶのがおすすめです。

 

シーラント

 

シーラントとは、歯の溝などにプラスチック製の樹脂を詰める治療法です。

フッ素が含まれているため、前述したフッ素の効果により初期むし歯の治療になります。

シーラントも治療の際に痛みはなく、子どもも安心して受けられます。

また、歯の溝を埋めることでブラッシングがしやすくなり、汚れが溜まりにくくなる点もメリットです。

ただし、溝が無い前歯には基本的に行いません。

シーラントは乳歯や生えたての永久歯に行う治療ですが、大人にも行えます。

なお、大人が行うケースには保険が適用されません。

 

PMTC

 

PMTCとは、歯科医院で受けられる歯のクリーニングです。

歯科衛生士が専用の器具を用いて、ブラッシングでは除去しきれない歯垢や歯石を除去します。

虫歯菌を除去すると同時に、歯の再石灰化を促進し初期むし歯の治療にもなるのです。

 

まとめ

 

初期のむし歯の治療法は、主に4つあります。

フッ素を歯に塗布することで、歯質を強化し再石灰化を促進させ、虫歯菌の増殖を抑制します。

加えて、正しいブラッシングをすることで、虫歯菌を除去できるのです。

シーラントは、主に乳歯や生えたての永久歯に行う治療ですが大人にも行える治療法です。

PMTCを定期的に歯科医院で行うことで、治療はもちろん虫歯予防にもつながります。

【上尾の歯医者】歯を失った場合の治療法は何がある?

虫歯や事故などで自分の歯を失った場合、口腔機能を回復するためにさまざまな治療法で歯を補う必要があります。

歯を補う治療法は、具体的にどのような方法があるのでしょうか?

また、全ての治療法が保険適用されるのでしょうか?

今回は、歯を失った場合の治療法について紹介します。

 

歯を失った場合の3つの治療法

 

歯を失った場合の治療法の主な選択肢は、以下のとおりです。

 ブリッジ
 入れ歯
 インプラント

それぞれどのような特徴があるのか、解説します。

 

ブリッジ

 

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えにして、人工歯をかぶせる治療法です。

ブリッジのメリットは、次のとおりです。

 外科手術を行わない
 基本的に保険が適用される
 通院回数が他と比べて少ない
 固定式なので違和感が少ない

一方、ブリッジのデメリットは、次のとおりです。

 支えになる健康な歯を削る必要がある
 削られることで支えの歯の寿命が短くなる
 全ての歯が無い場合は適応されない

 

入れ歯

 

歯を失った場合の治療法としては、最も一般的です。

取り外しが可能で、健康な歯が残っている場合は部分入れ歯、全ての歯が無い場合は総入れ歯を使用します。

入れ歯のメリットは、次のとおりです。

 保険適用の部分入れ歯や総入れ歯は安価で作製可能
 取り外しが可能で掃除しやすい
 保険適用外の総入れ歯は素材や種類が豊富

反対に、入れ歯のデメリットとして次が挙げられます。

 毎日外して掃除をする必要がある
 部分入れ歯はバネが見えてしまい審美性が低い
 部分入れ歯のバネがかけられた歯に負担がかかる
 総入れ歯はズレたり外れる可能性がある
 保険適用の総入れ歯は噛む力が弱いので食事が楽しめない

 

インプラント

 

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に土台となるネジのような形をした人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

インプラントのメリットは、次の通りです。

 他の治療法とは違い健康な歯を削らない
 顎の骨に連結しているためしっかりと噛める
 違和感がない
 天然歯と見分けがつかない
 定期的にメンテナンスをすると何十年と長く使用できる

インプラントのデメリットは、次の通りです。

 外科的手術が必要
 持病がある人は治療を受けられない可能性がある
 保険適用外であるため、治療費が高額
 治療期間が他の治療方法と比べて長い

 

まとめ

 

虫歯や事故などで自分の歯を失ったときに、さまざまな治療法で歯を補う必要があります。

歯を失った場合の治療法は、主にブリッジと入れ歯、インプラントの3つがあります。

それぞれメリットとデメリットがあり、患者さんの状況によって適応できない治療法もあります。

どの治療法が自分に合っているのか、歯科医師と相談して決めてください。

PAGE TOP